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引退ブログ「4年間を振り返って」 井之川就祐

2021.03.16 10:00

 引退して3ヶ月ほど経ちました。お腹もだいぶ膨らんできた今日この頃、引退ブログを書かなければならなくなり、何を書こうか考えてみましたが、いい案が浮かばないのでとりあえず4年間を振り返ってみます。

 まず1年生、高校の部活を受験のために早めに引退したこともあり、大学ではサッカー部に入ることを決めていたのですぐに入部しました。最初はレベルが高く驚きました。高校の時も進学校だったので同じように舐めてかかっていたらみんな上手かったです。頭がいいと割とサッカーも上手くなるのかもしれません。やる気満々で入部したものの、すぐに試合に出れることもなく、初めての一人暮らしで浮かれていたこともあって生活が荒んでいきました。昼間は学校に行かず部活から帰って深夜までゲームして昼起きてまた部活行くという生活を繰り返してGPAが1を下回りました。まあ部活に行くだけ偉かったと思います。夏のリーグ戦中断期間にBチームで九州インカレに出ることができました。ここでアピールしてAに上がってやるという気持ちもあったし、和気あいあいとした感じのBチームで試合が出来て、ある意味この時が1番楽しかったかも知れません。九州インカレのおかげか中断明けのリーグ戦に出ることができましたが、ポカもあってリーグ終盤にはベンチが続き、1年生が終わりました。

 2年生に上がると、先輩が公務員講座で来れなくなったこともあり、開幕からスタメンでシーズン通して出ることができました。ただ、PKを与えまくったり、イエローの累積で出場停止になったりと個人的にはひどいシーズンでした。チームもなかなか勝てず、苦しい1年だった気がします。

 3年生になると、前半戦は試合に出れていましたが勝ちはなく、リーグ戦後半はほとんど試合に関われませんでした。この時期は自分にとって暗黒期で、周りにたくさん迷惑をかけてしまいました。その節はみなさんすみませんでした。そして、それでも優しく接してくれた先輩方ありがとうございました。

 いよいよ4年生になって最後の年という時に、新型ウイルスの影響で部活が出来なくなってしまいました。1年の前半はほとんど部活が出来ず、リーグ戦も短期日程で行われ、活動期間が3ヶ月くらいでした。最後の年がこんな形で終わってしまいましたが、リーグ戦終盤に勝ちを重ねることができ、なんとかいい形で終えられたかなと思います。

 こんな感じで引退ブログを書くにあたって4年間を振り返ってみると、重大なことに気づいてしまいました。それは今回の引退で、僕のサッカー人生も終わってしまったということです。正直、リーグ戦をしている時はいつも通りというかあまり考えず、ひとつのカテゴリーが終わるなあという感じで試合に出ていました。けれど、4月から大学院に行くのでこれからしっかりサッカーをやることはもうないと思います。そう考えると、小学校の頃から十数年続けてきたサッカーがこれで終わってしまったということです。もっとサッカー人生の終わりを意識しながらプレーすればよかったと今は思います。それでも、最後に4年生全員でリーグ戦を戦えたのは良かったと思います。そして、今年は降格がなかったにも関わらず、4年生を出させてくれた後輩達に感謝申し上げます。来年は降格枠も増えて大変だと思うけれど、あくまで昇格を目指して頑張ってくれればと思います。