Murano, Venezia (ヴェネチア、ムラーノ島)に行ってみた
実はVenezia にはハマりすぎて、既に数回行ってます(ひとり旅含め)。そんなわけで、Venezia に関しては小出しにちょこちょこ書いて行きます。しかも、多分しつこく何度も。うへへ。
今回は、ヴェネチアン ガラスの島、ムラーノ島(本島はおいておく)。
ご存知の通り、ヴェネチアでの移動は徒歩か船である。チャーターするタクシー船は普段の移動手段としては、とってもお高いので、水上バスのヴァポレットでの移動が必須となる。私は大体、空港か駅に到着した時に数日間分のチケットをまとめて窓口で買う。
ムラーノ島へも当然ヴァポレット。Fondamente Noveという停留所(本島の裏側?というかカナルグランデ沿いではなく、本島の北側)で、4.1 か4.2番で、サンミケーレ島(お墓の島)を経由してムラーノ島に到着する。多分15分ぐらいに。かなり近い。
白黒すみません。上下写真ともフォンダメンテ ノーヴェです。
ムラーノ島最初の停留所は確かMurano Colonna だったと思うけど、ここで降りると、「コッチですよ〜プレーゴ!プレーゴ!(イタリア語でどうぞ、の意味)」とにこやかに手招きする人がいて、何も考えずにフラフラとついて行くと、ガラス工場見学に連れていかれ、見学はタダですが、ガラスで馬を作ったおじさんにチップを〜とか、ガラス工芸品はこちらの直売所でどうぞ〜とかいう流れになるので、この流れに乗りたくない人は次の停留所Murano Faroで降りることをおすすめします。流れにのってもよい人やガラス工場見学したい人はColonnaで降りて左手の工場へ行くといいでしょう。
向こう側に見えるのが大きなガラス工場。でもほとんどが小さい個人工房で工房兼店舗が多い。工房でガラスを作ってるところを窓越しにジーーーーっとみていると「中に入ってみて行ったらいいのに!プレーゴ!」と誘われたりする。
島は結構大きくて、ガラスのアクセサリーや食器や小物が可愛すぎて、ウィンドウショッピングですら立ち止まらざるを得ない上に、店に入ったら最後、見境なく買い占めそうになるので、お買い物好き、ガラス小物好きは要注意です。
1月初旬は海風がすごくて、「うわー!いい景色〜」とか浸ってると鼻もげそうになるので、ニット帽にグルグル巻きのマフラーに手袋は必須です。
うーわー!
いいなぁーー。
私が特に好きだったのは、一番最初の写真の海モチーフのガラス工芸品のお店。2店舗あって、両方とも閉まってたので、2店舗間でウロウロしてたら、おじさんが「ごめんごめん、お昼食べに奥の家に入ってたんだ」と開けてくれた。おじさんと弟で2店舗経営してるらしく、両方とも開けてくれた。
タコの絵の絵皿やら、サンゴのワインボトルの栓やら物色して、買うものを決めたら、「これ僕からのプレゼントだよ!」と赤いハートのガラスのペンダントくれた。「ワーアリガトウ。」とお礼を言うと、「いいよ、かわりにキスしてくれたら」と、無精髭ジョリジョリのホッペチューさせられました。
私はアホみたいにたくさん、ワインボトルの栓にガラス工芸がついてるものを買いました。可愛かったのだけれど、自宅に帰ったらなぜかワインボトルの入り口に大きさが合わず(そんな事ってある?!)、窓辺で(ややホコリをかぶった)飾りになってます。ご注意ください。
ヴェネチアングラスのバレッタ(ヘアアクセサリー)はヘビーユースしてます。タコの絵柄の小皿数枚もちゃんと使ってます。
みなさん、考えてお買い物しましょう。
そして、真冬のヴェネチアでは完全防備を!