α7C買いました
もともと使っていたα7RIIをサブでとっておいて、α7RIIIを買う資金としてはα6000等APS-C資産の売却代金で賄っていたのですが、α7RIIも全然使ってなかったので処分して何かほかのカメラを……と思い悩んだ結果、α7Cをやっぱり買ってしまいました。
色はシルバーです。お散歩&旅行&ロケハン用メインかなーと思って買ってみたのでカジュアルになるようにシルバーにしました。
α7Cにした理由は以下の点です。
- 動画撮影も見据えてバリアングル液晶が欲しかった
- 夜間撮影の画質向上のために24MP以下のフルサイズセンサーがよい
- AFが強力になってる
1.動画撮影も見据えてバリアングル液晶が欲しかった
これはもうマストといっても過言じゃないというか、旅行先とかでやっぱ上から撮ったりローアングルで撮ったりするのにバリアングルないとマヂ無理……って感じだったので必須にしました。
あと動画撮るときもやっぱバリアングルがいいんですよね。ディズニーショーパレ撮影にはパナのFZ300を多用していましたが、やはり横に画面が来てショー全体を把握しながら録画状況を確認するのにもバリアングルはもってこいです。
ジンバルを使って後ろを撮りながら歩くなんてのにも使えるのもバリアングルのメリット。
2.夜間撮影の画質向上のために24MP以下のフルサイズセンサーがよい
これも必須事項でした。やっぱりα7RIIIの画素ピッチはAPS-C 24MP機並みなので暗所ではフルサイズのメリットが減っていました。常用できるISO感度は1600、できれば800以下にしたい。3200も使えなくはないけどコントラストが強くなるほどのスポット的明るさがないと厳しい、という感じでした。
ここまで来て選択肢はα7C or α7SIIIになりました。暗所という意味ではα7SIIIだったんですが……さすがにお値段が……というのもあってα7Cでほぼ決まってました。
3.AFが強力になってる
α7IIIと基本的な中身は同じなのですが、ここが大きな差別化ポイントだと思います。α9IIで搭載されたリアルタイムトラッキングと瞳AF機能を搭載しているのでこれがやばい。
カタログだとわからないんですが特にリアルタイムトラッキングはやばくて、ちょっと模様がついてるものならそこに食いついてもう離しません。例えば鉄道写真なんかだとヘッドマークにピント当てると思うんですが、そこで一回合焦したらヘッドマークを追い続けます。普通のAF-Cとかだとどこかにピントが飛んで行ったりすることがありますがそんなこともないです。
人の顔も顔登録しなくても同じ顔追い続けながら瞳AFも動きます。一回ピント合わせるところを決めてしまえばあとは構図に集中して撮れる感じですね。これはもうやばい。
カメラで写真撮ってる感は薄れますが、そんなノスタルジーいらないよね!という割り切りができるカメラだし、そういう使い方をするカメラだと思います。ボタン少ないし。
機械に頼りっきりでいくつか撮影しましたが、打率が高すぎて言うことありません。
ポトレ撮影で最大のメリットはピントの打率が良いので片手でリアルタイムトラッキング瞳AFで撮りつつ、左手でレフ板で光当てるとかできるところです。これはもう撮影会おじさんには最高。
曇り空でノーフラッシュなのに目にキャッチが来てるのはこの片手レフ効果です。
ちなみにレフ板はこれになります。こういう時には超便利……
おまけ
防塵防滴性能についてはカジュアル機なので不安視する人がいると思いますが、意外と大丈夫です。3月13日の大雨の中、丸一日撮影していましたが壊れることなく動作しております。
かなりの土砂降りの中、カメラはノーガード、カメラマンも傘無しで撮影しております。
最後にいくつか作例を。
マスクをしていても状況によってはOK
こういう薄暗い状況でもちゃんと瞳AFでピントが来ます。-5EVまで対応した瞳AFは伊達じゃない
そんじゃーね