屋上ガーデンができあがるまで その2
気温が10℃を超える日があったりと、3月も半ばに入るとここ北海道十勝でもようやく春の訪れを実感できるようになります。今月初めに40センチほど降った雪も順調にとけています。
以前より、今年の6月を目標にかけはし屋上の花壇をリニューアルする予定であることをお伝えしておりましたが、屋上は地上部よりも雪どけが早く進んでおり、比較的早めに庭造りに取りかかれそうです。ご覧頂いている写真は最近のものですが、地上部の花壇ではまだ20センチほど残っている雪も屋上花壇では5~10センチ程度と少なくなっております。
天気予報では、来週は気温の高い日が多いようなので、このくらいの雪であればあっという間にとけてしまいそうです。
長い冬の間、屋上は雪に閉ざされていたため、屋外での作業は進められませんでしたが、その分、屋内で少しずつ準備をしています。
一例をご紹介しますと、フェンスの一部に木製のラティスを取り付ける予定なのですが、そちらの色塗りを進めています。屋外に常設するものですので、しっかり塗装をして長持ちさせたいところです。使用するのはオスモカラー「カントリーカラープラス」というドイツ製の塗料で、植物性のオイルをベースとした環境やひとに優しいといわれているものです。
本来であれば、星の庭ガーデナーズクラブの皆さんと取り組んで、一緒に作りあげたいと考えていたのですが、新型コロナウィルスが猛威をふるっておりますので、感染リスクの比較的少ない屋外活動ができるようになるまでに少しずつでも進めておこうと思っています。
ルーバータイプになっているので、おしゃれさはあるのですが、細かな部分までペイントするのは思いのほか大変です。地面に敷物をして塗っていたのですが、この歳になると膝と腰へのダメージがじわじわと蓄積されて本格的な園芸シーズンにまで支障をきたしそうなので、先日届いたテーブルを設置して足腰への負担を軽減する事にしました。
地道な作業ですが、何枚も取り組むうちに何となくコツがわかってきて、綺麗に塗れると達成感があります。ただ、できれば多くの方と一緒に活動してこうした作業の楽しみも共有したいところです。
雪がとけてしまえば庭づくりは一気に進んでいきますので、近いうちに続報をお届けできそうです。屋上ガーデンができあがるまで、随時お伝えいたしますので次回もどうぞお楽しみに!
Posted by 園芸療法士