クモガニとイカ墨パスタ (ヴェネチアでご飯)
ヴェネチアに何度も戻ってしまうのはご飯が美味しいから、というのも一つの理由です。魚介の宝庫、そしてプロセッコ(ヴェネト州のスパークリングワイン)の本場、そしてそして、Bacaro(バーカロ)というカフェ兼バールで朝6時から飲めるという文化(漁師さんが仕事帰りに飲むから)もあって、至れり尽くせり。
その中でも、何度も、何度も、何度も、食べに行ってるトラットリアがある。トラットリア アッラ マドンナ(Trattoria alla Madonna)。結構有名なのでガイドブックにも載ってる。
オシャレしないと入れないとリストランテではなく、美味しいもんをたらふく食べて満足!なトラットリア。イカ墨パスタはここが発祥とも言われるところで。7時半ごろだともういっぱいかもしれないので、予約しないなら6時すぎのスタートダッシュがオススメ。お昼は比較的混んでいない気がする。
まず、一番のオススメは前菜にクモガニ!ほぐしてある身にその場でオリーブをかけてレモンを添えて出してくれます。うんめー。
そして、もちろんイカ墨パスタ。お店の入り口に大きなお鍋があって、そこからソースをすくってパスタに絡めてくれます。ものすごーく濃厚で美味しい。白い服は着ないで行ってね。
そして、トマトを少し入れるヴェネチアンスタイルのボンゴレパスタ。美味しすぎる。
メインまで行けるようなら、お魚頼んで下さい。私は、オススメの小さめのお魚ってお願いしたら、小さいのいっぱい出てきた。そういうことでは…。と思ったけど、美味しいから、いいのだ。グリルにレモンをぎゅーと絞っていただきました。
サーブしてくれるおじさんに、ドルチェは?と聞かれて、死にそうにお腹いっぱいだけど死ぬ前に食べるとしたら何?と聞いたら、やっぱりティラミス。との事でしたので。お店入った入り口に魚介の見えるディスプレイやイカ墨ソース、クモガニの間にティラミスもあった。デカイ入れ物からスコップ的なスプーンでよそってくれます。どーん!
クリーミー、フワッフワ。美味しすぎる。お腹いっぱい幸せになる事間違いなしです。
これはもう一つオススメされたデザート。美味しかったけど、日本人にはちょっと甘すぎたかも。お腹いっぱいだったしね。
ドルチェは、カフェ エスプレッソ一緒にいただいて下さい。
私は友人と二人だったりすると昼から二人でボトル一本頼むし、一人でもプロセッコ数杯飲むので、毎回幸せすぎで帰るのですが。お腹パンッパンで店の外に出たところ、サーブしてくれたおじちゃんがタバコ休憩していて、明らかにワインでハッピーすぎる私達は「いいご身分だなあ〜羨ましいよ!」と言われました。
ハイ。いいご身分です、休暇中ですから(キリッ)。