赤岩(あかいわ)神社
2016.11.06 06:21
鳥取県西伯郡伯耆町上細見にある赤岩神社は、天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこほににぎのみこと)、大山祇命、木花開耶比売尊(このはなさくやびめのみこと)、速須佐之男神、稲田比売神をお祀りする神社です。
天津彦火瓊瓊杵尊(以降ニニギ尊)は、天孫降臨された神様ですね(^^)
天照大御神の御孫神で、葦原中国を治めるために天下ってきた神様です。
木花開耶比売尊(以降コノハナサクヤビメ)は大山祇命の娘で、ニニギ尊の妻となる方です。
昔話の山幸彦、海幸彦の御母神でもあります。
山幸彦の御孫神が神武天皇となる、天皇家のご先祖ですね(^^)
神話では、ニニギ尊が降臨され、コノハナサクヤビメと出会われ、結婚することになると、コノハナサクヤビメの父大山祇命は大変喜び、姉のイワナガヒメと共にニニギ尊の元へ嫁がされます。
しかし、イワナガヒメは美しくなく、ニニギ尊はイワナガヒメを大山祇命の元へ帰してしまいます。
コノハナサクヤビメは繁栄の象徴として、イワナガヒメは長寿の象徴として送り出したのに、そのイワナガヒメを送り返してきたニニギ尊に対して、大山祇命は「ニニギ尊の子孫は、木の花のように儚いものとなり、神々のように長くないだろう」と言いました。
結構長い階段です(^^)
むき出しの赤い壁ですね(^^)
拝殿の裏には掘られた洞窟のようなものがありました。
赤岩神社のこの赤いものは、鉄でしょうか(^^)
鉄と言えば、この近くに以前紹介した大原神社があります。
また、日野川と越敷山を越えたところには赤猪岩神社もあります。
個人的には、鉄=スサノオ、石(宝石)=大国主のイメージがありますが、大国主の死と鉄の意味があるのでしょうか(^^)