Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

【美奈宜神社(荷原)】福岡県朝倉市

2020.08.07 07:09

美奈宜神社(荷原)


美奈宜(みなぎ)神社は、

朝倉市の荷原(いないばる)地区にある神社です。


第14代 仲哀天皇は、山口県長門一の宮から、

筑紫方面へ軍を進めていたが途中病気で急逝。


しかし神宮皇后はこのこと秘めて武内宿祢等を從えて

敵対する「羽白熊鷲」を討つため小山田邑を軍立ちされた。


当時熊鷲は、白髪山(古處山)を本城として良民を苦しめていました。

神宮皇后は喰那尾山頂の地で陣を敷き、これを討ちました。


そこで、賊の大将を討つ事が出来たのは、

出発の時、小山田邑でお告げをうけた「三神」の助であるとして、

三奈木川のほとり「池辺」の地に「神籬」を立て、戦勝奉告をされた。


後に仁徳天皇(神宮皇后の孫)の勅願により

「池辺」の地に神社を建造したと伝わっています。

これが美奈宜神社のはじまりとされています。


数度の遷宮を経て、

天正2年(1574年)の秋月種実(たねざね)が領主を務める時に、現在地へ移りました。


式内社・美奈宜神社の論社。


貞観元年正月廿七日(西暦859年)「從五位上」と云う位を給う。

之は「三代実録」の文中に見える。


又延喜式十巻神名帳(西暦 920年頃の書)に

「筑前国下座郡美奈宜神社三座」名神大と記載あり


御祭神

天照皇大神、住吉大明神、春日大明神


相殿神

神功皇后、武内宿禰


鎮座地

福岡県朝倉市荷原2417-1