「学校へ行けない」「不登校」と漢方
小学校・中学校・高校・大学など体調不良のために学校を休みがちでなかなか続けて登校することが難しいという子供たちは実は意外と多いのです。
頭痛がする、頭が重たい、腹痛、体がだるい、体が重い、朝起きれない、めまいがする、集中できない、睡眠の質が悪い、息苦しくなる、動悸がする
こういった辛い症状が毎日続くため、比較的調子のよい日の午前中だけとか午後からとかに学校に行く。行けたとしてもすぐに体調が悪くなり早退することもしばしばです。
残念なことに周囲から「気の持ちようだ」とか「怠けているんじゃないか」とか「甘えている」とかという心無いことを言われることもあり、理解が得られないということもよくお聞きします。
そういった辛い思いをし、悩みを抱えた学生さんのご相談が増えています。
私の薬局へご相談くださる方は、複数の専門の医療機関で高度な治療を受けるもうまくいかなかったり、加えて色んな「良い」というものを試したがいまくいかなったりという重度の不調である場合が多いです。
そんな重度の不調の方でも新臨床中医学から不調の原因を探っていくと改善する方法がみつかることはよくあります。
3月になると
「無事進級できました!」
「卒業することができました!」
というご報告を親御様ご本人様からいただきます。
そんなときは正直無茶苦茶嬉しいです♪
〇「どうしたらいいのか分からない」が多い
学校へ通うことが困難になった原因が「起立性調節障害」だという診断を受ける方もいらっしゃいます。
ただ「起立性調節障害」の治療を受けてもよくならないためにご相談にお見えになるケースも多いです。
また、過去の辛い経験が原因だということで治療を受けるもよくならず、ご相談にお見えになる方もいらっしゃいます。
ご相談をお受けして思うことは、意外と学生のみなさんは
「学校は楽しい」
「友達もいるし学校は嫌ではない」
「頑張って受験合格した学校だから行きたい」
という意見が多いというものです。
精神的に現在は辛くないのに過去のことばかり聞かれて辟易としていらっしゃる方も少なくありません。(過去に辛い経験をされた学生さんでも、現在進行形でない場合は過去はあまり重要ではないので、現在の学生さんの体質がどうかを考えていきます。)
そして「原因がわからない」という診断を受ける学生さんもいます。
「治療してもよくならない」
「以前のように辛いことはないのに体調がよくならない」
「そもそも原因が分からない」
実はこういった原因が分からず「どうしたらよいのか、どこへ行けばよいのか全くわからない」と困っていらっしゃる方は非常に多いのです。
〇なぜよくなるのか
当局は漢方相談薬局でありますので、漢方薬を用いて症状を改善していきます。
「頭痛(頭重)がとれてきました」
「体のきつさやだるさが軽くなりました」
「腹痛がなくなり下痢や便秘も解消されました」
「朝にちゃんと起きることができるようになりました」
「頭がハッキリするようになりました」
「授業に集中することができるようになりました」
「めまいがしなくなりました」
・・・・・etc
正しく漢方療法を行いますと、このような改善がみられるようになります。
症状が改善してきますと、学校を休む回数も段々と減るようになるわけです。
現代医学や従来の漢方医学で原因が分からない場合でも新臨床中医学の視点で見ることで、原因がわかることは少なくありません。上記の「起立性調節障害と漢方」の解説が解決のための一例(ご相談の学生さんの大半がこの体質に当てはまります)ですが、それに加えて【熱体質】であったり【冷え体質】【熱と冷えの混合体質】【弱り体質】【湿気体質】【水毒体質】これらの体質をいくつも抱える【複合体質】など原因は千差万別です。(ほとんどの場合が【複合体質】ですが。)
新臨床中医学的な問診・舌診・脈診・関節負荷テスト法・夢分析法などを駆使することで、どんな体質なのかを分析できるからこそ、どうすればよいのかが解明でき、改善する手段がみつかるのです。
〇体質に合わせた漢方薬の選定
〇体質に合わせた食生活や生活習慣の改善の提案
〇よりよくなるため悪化しないためのアドバイス
などが導き出せるようになります。
小学生から大学生まで、男の子も女の子もご相談いただいております。
月経の関係もあり、成長期はホルモンバランスが乱れやすくなるので女性の学生さんのご相談も多いです。
ご相談いただくみなさまには笑顔に幸せになってほしいという想いです。
まずはお電話でご予約ください。(ご来店いただいてのご相談がベストですが、ご遠方の方はzoomでのご相談も承っております。)
TEL:093-561-3562
北九州市小倉北区木町3丁目13-1
池田東洋堂薬局