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学生と社会人の違いを改めて考えてみると

2021.03.17 11:11

新卒として昨年の4月に入社をした方も4月には後輩が入社をしてきます。


その前もその前も、毎年「社会人」は増えています。


就職活動というイベントを乗り切って、今の会社で年単位での区切りを迎えようとしているわけですが

1年目でも数年目でも、学生時代に思っていた「仕事」と実際の「仕事」を比べるとあまり差異はなかったでしょうか?


ほとんどの人が思っていた通りではないと思います。


筆者はかなり感じました。


自立をする、責任感を持つ

それだけが社会人と学生の違いかと言うとそういうわけではなく

お金を払って学ぶのではなくお金をもらう側になる

社会人だからお金をもらっているわけではありません。

アルバイトだって責任を持って仕事はしています。


違いは一つだけではなくて様々なものが交じり合っています。

ピンポイントで違いを説明されても原落ち感がないのはそのせいです。


物凄く上下関係が厳しい部活で頑張っていた場合は

働き出してからのほうが先輩や上司との距離感が近かったり

逆にそういった経験がないと上下関係にビックリしてしまったり


規律を大切にしていた環境にいたけれども

働きだした会社は物凄く自由であったり


結果にストイックにスポーツをしていたがあまり仕事では結果を求められなかったり

初めて結果を求められるようになったり~


方やとても良いと思い憧れであっても

方ややり辛さを感じて

歩んできた道で築いてきた考え方や価値観も異なりますので

共通してることを見つけるのは難しいですが

誰かが言ってたから自分が同じとは限りません。


人それぞれの考え方や自己実現の方法があって

学校という枠組みを出た後、いわゆる社会に出たあとは

実現出来るかどうかは別として

なんでも自分の意思で「選ぶ」ことが出来ます。


会社という組織に属す以上はもちろんその環境でのルールがあって

会社からの指示で立場が変わることもあり、それを覆すことは相当な労力がいるか無理ですが

そのうえで「選択」をすることが出来ます。

ただ、その選択の結果で返ってくる内容も自分で受け止めなければいけません。


働き出してから必ず何かしらの壁にぶつかりますが

壁にも色々な種類があり

自分で見つけるものと勝手に立ちふさがるものがあります。


前者はもっと前に進むために、成長の過程で必要だと思い自分に負荷をかけることで生じます。

後者は仕事をする中で自然に苦手が生じて立ち止まらないために乗り越えるものです。


後者は共通して職場でのあるあるのようになっている場合が多く

乗り越えることがその職場で活躍していくための最低条件です。


前者は誰もが見つけられるわけではなく

乗り越えるかどうかを選ぶことが出来ます。


そういった自分で見つけた壁を選んだ結果として上手くいくかいかないかを問わず、過程に価値があります。


やらなければいけないことも沢山ありますが

やらなくて良いことをやらない「選択」が出来て

今までやらなかったことをやる「選択」が出来る

この点が大きいのかなと思います。


自分の判断で自分のキャリアは進みます。


誰かの責任には出来ずに結果として自分の責任で選択をしたから今があるわけで

差を付けるために努力をするかしないかも選べます。


学校ですと数学が苦手でも授業ではあり求められる点数がありました。

仕事ですと苦手な領域に関わらずに得意な分野でのみ戦うことも出来ます。


決まりの中でやらなければいけないことがはっきりしていた

⇒決まりの中でも選択は自由、ただし評価として自分の立ち位置がハッキリするのが仕事です。


どうするかは自分次第で選べますし

キャリアで目標とする方向性や着地点は人それぞれだからこそ色々な仕事があって

全員が同じじゃないから、その個性を活かして適材適所が実現します。


キャリアという視点で

今、なんとなく仕事をしている場合は毎日が退屈だったり前向きでないかもしれません。


自分で「選択」を何も出来ていないと目指す方向を失ってしまっているので状況を変えるヒントはそこにあります。


ただ「責任」という言葉だけを押し付けられると考えてしまうと窮屈ですが

「自分の選択・判断に」責任を持つと考えると少し視野が広がるでしょう。


是非、参考にしてみてください。