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うたかた日和

N-1グランプリ2021

2021.03.30 08:11

【閲覧注意】

本記事では過度なネガティブを扱っているため、我々のような特殊な訓練を受けた人間以外の閲覧はお断りしています。



それでも見たいという一般人の方におかれましては、


朝日光を浴びて軽く運動をして美味しい赤みのお肉を食べた状態で閲覧してください。


↑を行うとセロトニンが爆増して、2日ほど物事の受け取り方がポジティブになります。


あとアニメを見るときはテレビから離れて部屋を明るくして見てください。







ちなみにこのブログの記事は私がどんな人かわかってて尚なぜか読んでくれる意味不明な人たちが読む用に書いてるので、


「これは思ってないけど言ってるやつだ」とか「あえて書いてないんだ」とか「こういう表現で逆のこと言ってる」みたいなのを理解して楽しむやつなんで、ほんとそういうの感じられないなら見ないで欲しいしTwitterとかも気軽にフォローしない方がいいっすよ…。。


お互いの寿命もったいないすよ…。

他人の時間=命と関わるってとんでもなく責任伴うことですからね…。


関わると決めた人は責任持って大事に過ごしたいけど、逆に気の合わない人の時間も気持ちも奪うことはしたくないんで。









さぁ今年もやって参りました最強のネガティブポケモンを決める大会


『ネガポケ1 グランプリ』


通称N-1。



今年は「ぐらんぷり」から「グランプリ」に表記を変えて、

気分も一新してお送りしております。



出場資格は、ソイヤこと岡本大先生のinstagramに登場するNo.151までのネガティブなポケモンであること。


■ポケモンネガティブ図鑑

https://www.instagram.com/rin_okamoto/





1回戦から厳しい予選を勝ち抜き準決勝に進んだ以下26名。

その中から決勝に進出したのは、★のついた8名でぁ!



<準決勝進出(★決勝進出)>

  • No.005 リザード★
  • No.012 バタフリー★
  • No.023 アーボ
  • No.026 ライチュウ
  • No.028 サンドパン
  • No.029 ニドラン♀★
  • No.030 ニドリーナ★
  • No.032 ニドラン♂
  • No.034 ニドキング
  • No.037 ロコン
  • No.038 キュウコン
  • No.060 ニョロモ
  • No.063 ケーシィ
  • No.064 ユンゲラー
  • No.066 ワンリキー★
  • No.074 イシツブテ★
  • No.077 ポニータ
  • No.084 ドードー
  • No.096 スリープ
  • No.100 ビリリダマ
  • No.101 マルマイン
  • No.106 サワムラー
  • No.119 アズマオウ
  • No.134 シャワーズ★
  • No.142 プテラ
  • No.151 ミュウ★



さぁ、決勝に進んだ中にあなたのお気に入りのネガポケは選ばれているでしょうか。


この中から今年最も良いネガティブを披露するのは!!


一体!!!







運営からのお知らせ
本大会かなり偏った決勝となってしまいました。審査員が私一人ということが大きな原因です。次回は8名の審査員と共に行いたいと思います。




運営からの追加のお知らせ
ファイナルで披露するネタはネガポケの言葉と表情から明確に受け取ったポケモン自身の想いそのものですので、私は一切関与しておりません。その点は特に注意してご覧ください。





では、ファイナリストたちのネタを見ていきましょう!!

(作者が画像オンリーを載せると怒ってきそうな性格してるのでスクショで失礼しまーす)



順番は事前にサイコロで決めました!


どうぞ!







■No.074 イシツブテ


「くやしい」


くやしい。

自分の力のなさが。


目の前で大切なものを失うのを、あの頃の僕はただ見ていることしかできなかった。


あの日、自宅のポストに手紙が届いた。


「18時に△△で待つ。」


その声の主は、これまで僕の生活を助けてくれた相棒を人質に取り立てこもっている犯人からのものだった。

その手紙の文面からただ事ではないと感じた僕は、すぐさま現場に向かった。


遠くからかすかに声がした。


「ここだよ。」


走る。声の方に向かって走る。

声が強くなったその先には助けを呼ぶ彼の周りを大勢の人が取り囲んでいた。


彼の姿はハッキリと見えないが、かすかに真っ白な彼の肌が見える。


急いで走り必死に手を伸ばすも、僕のちいさな腕は届かない。

一生懸命に手を伸ばすも、彼を囲む屈強な肉体の前に何度もはじかれ、僕はなす術がなかった。


すると、彼を囲んでいた人々が去っていく。


あ、あ…。。

去っていく人々と共に、その場に彼の姿はもう、なかった。


くやしい。

僕にもっと力があれば。


もっと身体が大きく、腕が長ければ。

彼を僕のもとに引き寄せることができたのに。



くやしい。

次は必ず助け出す。


そう。



特売品の、卵を。

(12個入り)


by イシツブテ



〇得点

78点


〇審査員

え?こういうのが続くんですか!?







■No.151 ミュウ

「自分が嫌い…」


自分が嫌い。人を傷つけてしまった。


あなたが消えて欲しいと思う以上に、

自分が一番消えてしまいたい。


けど、生きていればいつかこの後悔を償えるかもしれない。


相手のいることだからどうしようもないけど、

真っ当に生きてどこかでチャンスが来たら償える自分でいよう。


by ミュウ



○得点

89点


○審査員コメント

うむ。







■No.005 リザード


「なんであんなこと言っちゃったんだろ…。」



後悔しかない。

ただただ申し訳ない。自分が許せない。

なんであんなこと言ったのか。


そんな気持ちと同時に今に納得もしている。



あの時の自分を取り巻く環境。あの日を迎えるまでに起きてた相手には見えないいろんな出来事。ちょうどあの日同時に起きた別の出来事。恨みたくなるような意地悪な偶然の数々。



自分の最低な行動に対して「仕方がない」と言い訳するにはあまりに十分過ぎるほどいろんなことが起きていた。



避けようがなかった。自分なりの正しさ。自分なりの精一杯の考えで、そうするのが良いと周りの人のことを考えてとった行動だったはず。


それでも。

なんであんなヒドいことしたんだろう。

毎日。何度も何度もそう思う。でも。


もう一度あの日に戻ったとしても自分はまた意味不明なヒドいことを言う。

それはきっと変わらない自信もある。



でも。でも。と、今に納得しようとする自分とは別軸で。



こちらで見えている景色が何も見えていない相手の目線に立つと。

本当に何を言っているのかわからない怖い、到底理解できない。

それもまたすごくわかってしまって。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


期待を裏切った。せっかく大切に作ってきた過去も自分のせいで悪いものにしてしまった。そんな権利はなかった。


自分の最低さから逃げる方がツラい。あれからずっと向き合ってる。毎日ずっと向き合って。ただただ自分のことが嫌い。



なんであんなこと言っちゃったんだろ…。


その気持ちが消える事は何度朝を迎えても未来永劫ないのだけど。それでも自分を気にしてくれる人がいる限りは元気で生きなきゃ。


未熟な自分が最終的に全部全部自分で決めて自分が発した行動。言葉だから。


誰のことも悪く思ってない。

本当に。ただただ。



何年経った今もずっと。

自分のことだけが許せない。


by リザード



○得点

92点


審査員コメント

うむ。

まぁ、ミュウとネタかぶってるけども。







■No.012 バタフリー

「僕ってもしかして変なのかな?」


これまでバンド、アイドル、ジャンルを問わず、

毎週のようにいろんな場所にライブを観に行っていた。


けれど、コロナ禍で生のライブに参加することは出来なくなった。



アーティスト側はまたライブが出来る日まで、

今の環境で出来ることを考え


配信ライブ、オンラインでの交流、トークイベントなど、パーソナルな部分を活かしてライブ以外でなんとか出来ることを探し、対応している日々。


それに対し、僕の周りのファンは"それら"生のライブ以外の活動も楽しそうに過ごす中で、自分だけがどこか取り残されている気がしていた。



飽きたわけでも、嫌いになったわけでも、お金を払いたくないわけでもない。

ただ、元々"そう"だっただけ。


ライブが好きだからライブにお金を使っていただけの人が、

ライブがなくなったからお金を使う先がなくなったというなんともシンプルなロジックだった。


だけど、ついこの前まで同じように一緒に同じ空間でライブを観ていた人たちは、ライブ以外の別の事にも時間とお金を使ってどうやら純粋に楽しめているようだ。自分は少し違う。



僕ってもしかして変なのかな?



演者の考えも、去年までは『ライブが出来ていないから仕方ない』と思っていても、

今が長く続けばきっといつの日か今が当たり前になって。


そうなるとライブをしていた頃なんて忘れて陰で『あいつは無課金おしゃべりクソ野郎』と。

金も払わない『SR無銭ガッツキモ寿司職人』と思われてしまうのだろう。

僕が寿司職人だった場合。


それはなんとしても避けたい。

「無課金」はいいとしても「キモ寿司職人」は避けたい。


今が続くようであれば寿司職人から足を洗うことも考えなければならない。

いや、寿司職人は続けてもいいか。うん。そうだ。

ただの普通の寿司職人に戻ろう。


そう。


僕が寿司職人だった場合。

(寿司職人ではない)


by バタフリー



○得点

88点


○審査員コメント

よくある話だけど自分が好きなことだけ見るって方が間違いなくお互いに健全でしょうね。


よくある乃木坂ファンが帝国劇場でペンライト振るみたいな話は、舞台を好きな人ではなく個人を応援する人が来ちゃうからそんなことになる。


好きな人のやること全部好きである必要なんて相手が一般人でもないこと。好きな人のすべてに関わる必要がない。自分の関わらない世界線があって当たり前。


舞台が好きなら舞台に出るその人を見ればいいし、

まぁ1回目は興味本位で観に行ってもあんまり好きじゃなかったら観に行かない方がいい。

それはその人を応援していないことにはならない。


だから、自分の興味のあることだけ好きでいればそれでいい。

まぁ気持ちはわかるけど、好きじゃないものまで見て意見するのは嫌われる&他界する人の典型例ですもんね。ヮラヮラ








■No.134 シャワーズ

「言葉って難しいなぁ」


by シャワーズ


○得点

93点


○審査員コメント

そえな~~







■No.029 ニドラン♀

「私のせいだ…」


おじさんとは偶然あの角でぶつかった。

ぶつかるや否やすぐに謝ってきた優しいおじさんだった。


そこから私とおじさんは仲良くなった。


しかしおじさんは殺し屋だった。

ある日それを知った私がおじさんに「今日も人を殺すの?」と聞くと、おじさんは寂しそうな顔をして「仕事だから」と返した。


私は殺し屋をやめるように説得した。


おじさんは殺し屋を辞めた。



その日、おじさんは依頼した組織に殺された。



「私のせいだ。」


私がとった行動でおじさんは死んだ。


私に出会わなければ。

おじさんはもっと長く生きていただろう。

もし私があの角を曲がらなければ。

もしあの信号が青だったら。



私はこの世界に生きている。

生きている限りどうしたってこの世界に関わってしまう。


いいことも悪いことも。

息をしているただそれだけで、どうしようもなくこの世界に関わっている。


私はなんて無責任なんだ。


私は初めて「生きるのって怖い」と


泣いた。


by ニドラン♀



○得点

96点


○審査員コメント

セクシーボイスアンドロボのパクリという点を差し引けば素晴らしい。







■No.030 ニドリーナ

「あの時のあれがよくなかったのかなぁ…」


いつまでも仲良しだと思っていた。

この気持ちは私だけが思っていたことだったのかな。


直接会えなくなっても、毎週、電話してたのに。

もう半年も連絡をくれないね。


いつも連絡をくれていたあなたが連絡をくれなくなったら、

こっちからも連絡しづらいよ。


特別悪いことをした記憶もないけど、あのあたりから少し変わってきたのかな。


今までの関係で考えたらあれくらいのこと、なんてことなかったはず。

でも、何か少しずつずれていたのかな。私たち。


「あの時のあれがよくなかったのかなぁ…」


許されると思ってたし、これまでなら笑ってくれたのに。

かるくボケたつもりだったんけどな。


なにか私の言葉が気に障ったなら謝らせてほしいな。

ううん。それがわからないからこうなってるんだよね。


あんなにあなたから連絡をくれていたのがピタッと止まったら、私からは連絡しづらいじゃない。


理由が欲しいな。

私が悪くたっていいから。

理由がないと、ずっと私だけここに取り残されたままだ。


by ニドリーナ


○得点

90点


○審査員コメント

時間が経てば解決するなんて誰が言ったんだろうね。







■No.066 ワンリキー

「八つ当たりしちゃった…」


10:0で自分が悪い。

あぁ、八つ当たりしちゃったな。


あー、あ、あ。

まぁ。しゃーない。


うん。まぁ、うん。

しゃーない。


一つ一つ積み重ねて、またいつか信用してもらえる人間になるしかない。

信頼は作るものではなく生まれるものだから。


by ワンリキー



○得点

89点


○審査員コメント

自分が悪い場合はもうしゃーない。

ほんとごめんって感じですよね。


スルースキルなんて磨かずに受け止めて反省して生きる姿勢なだけいいんじゃないですか。


無理になかったことにして生きても心が晴れないままだから、自分がダメなことはダメで受け入れた方がすっきりする。

受け止めすぎて潰れそうだったら自分を許しつつ、復活したらまた反省して生きるしかない。


いつか許されるといいね。

加害者の失敗を許せるのは被害者にしかできないことだわ。





とっ、いうことで

優勝はニドラン♀でした〜


おめでとさーん(適当






では最後に番外編として、真剣なネガポケに紛れ込んだ冷やかしポケモンの皆さんに一言ずつコメントして終わりましょう。


No.124 ルージュラ

「うっかりしてた」

⇒うっかりなんて言うやつは絶対に自分が悪いと思ってないだろ。


No.069 マダツボミ

「生まれてきてすみません…」

⇒うーーん。


No.107 エビワラー

「ひぃっ ごめんなさい!」

⇒『ひぃっ』の時点でふざけている。場違い。


No.125 エレブー

「誤解です」

⇒そうですか。


No.126 ブーバー

「寝不足」

⇒そうですか。


No.40 プリン

「私が我慢すればいいんだ」

⇒相手が悪いと思ってないと出てこない発想。そのポジティブわけて欲しい。


No.019 コラッタ

「あんな言い方しなくても良くない?」

⇒これは普通に可愛いです。他人のせいにしてそうに見えて、そりゃ俺が悪かったけどと思ってるし、そもそもここでコラッタが言われたことはたいした話でもないから。


No.014 コクーン

「何考えてるか分からないって言われましても…」

⇒「言われましても…」っていう人は言った相手がおかしいと思ってるし実はそんな気にしていません。


No.067 ゴーリキー

No.052 ニャース

「なんで俺ばっかこんな目にあうんだ」

「世界で一番不幸だわ」

⇒オマエの知ってる人間は全員愛する人を亡くしてるし100%オマエだけが不幸だなんてないんだけど、まぁこれを言った翌日にはもうそんなこと思ってないし、そもそもわかっててそれでも言いたい日があっただけだからいいよ。おつかれ。


No.080 ヤドラン

「泣きたいのはこっちだよ」

⇒これはマジでヤドランからするととばっちりな出来事で笑うしかないので、ヤドランが可哀想過ぎて俺も笑うしかなかった。マジで泣きたいのはこっちでしたね。まぁ今となっては笑い話。




とまぁ、

↑のコメントは、向こうがちょっとふざけてたから言っただけであって、

同じことを思っている人の話は別よ。


100のネガティブがあれば100通りで、同じ言葉のネガティブでも誰が言ったかで違うから。






ネガティブなポケモンの話してたら、どうせ俺が書いた文章が間違って受け取られたり、そんなことないとか、こんな見方もあるとかほざかれる未来に対して腹立ってきたからやめさせてもらうわホンマに。




あー腹立つっ



じゃあの