読書嫌い
生まれながらにして成績優秀な私だが、読書が非常に苦手。図書館の貸し出しカードはずっと一枚目の白色だし、本を読むことに関してのみ通知表で△の評価をされていた。(生活態度は除く)高校生になってから今に至るまで読んだ本は10冊にも満たない。
今、何年ぶりかに読まなければならない台本、教科書、論文、判例文以外のものを能動的に読んでいる。そして読書嫌いの理由を改めて発見した。それは読めない漢字が高頻度で出現してきて、自分の好きな速度で読み進められないからだ。(小学生の時は読書よりも鉄棒やドッジボールがしたかったというような理由なのかもしれないけど、少なくとも中学生になってからは)今もいちいちアプリでその漢字を手書きで入力し調べて進めている。
でも同時にこの作業も楽しいと思った。だって読める漢字が増えたという面で成長しているから。今日は新たに七つの漢字成長を遂げた。すごいことだ。漢字が好きという人の気持ちが少し分かったような気さえする。
え、まって、国語の授業の時も同じようなこと思ってたじゃん。なんでわざわざ難しい単語で書くの?調べてる時間が無駄じゃん、わかりやすく言い換えてよ、と。韻が、などの芸術的な理由や、この単語以外ないなどの仕方のない場合ならもちろん許せるが、わかりやすい言葉で書いたとて支障の無い場合はそれで良いじゃんと思っていた。(もちろん国語の成績は10ではあったが。何がもちろん?)今も読めない漢字に苛立つ。
しかし、最近は自分の語彙力の乏しさに辟易している面もある。自分の考えを伝えることが苦手なのだが、強い考えを持っていないことに加えて伝える言葉の選択肢が少ないことも当然影響しているはずだ。決して多くはない自分の考えを拾うことのできる語彙力、漢字力が必要だとも思う。読書、したい、しなきゃ、する。
珍しく140字で思っていることを書ききれないという状態になったので書いてみた。これも今読んでいる本のおかげである。まあ推しのZINEなんだけど。ありがとう推し。また140字以上のことを書きたくなったら書く。
2021.03.18 昼