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13th hour garden

5年目の玉蘭の咲く日

2021.03.18 12:46

今年もこの日がやって参りました。

丁度5年前の3月、「玉蘭の咲くころ」というタイトルで剣望くんの誕生日のエピソードを小説にしたのが、私の小鉄&狭霧創作の始まりでした。

「玉蘭の咲くころ」は、昨年3月まで勤めていた職場の敷地内に大きな白木蓮(玉蘭)の木があって、剣望くんの誕生日の頃に満開になっていたことから思いついたお話です。

それから、毎年、3月18日が近づくと、職場や道の途中で咲く白木蓮の花を気にかけるようになり、自分にとっての小鉄&狭霧二次創作の原点を白木蓮に託していたような気がします。

しかし、昨年4月に新しい職場へ異動となり、この時期毎年眺めていた前の職場の白木蓮の花は見ることができなくなりました。そして、偶然なのか、今年はまだ白木蓮の花を一度も見かけていません。これも何かの符合なのでしょうか。

今月号で完結した用心棒編又又では、剣望くんと小鉄との関係に「玉蘭の咲くころ」で勝手に妄想していたのとは(当然のことながら)随分違う変化が起り、それはそれで二次とは違う原作の二人という意味ではそれなりに納得のゆくものでした。

納得のゆくものではありましたが、この5年間、原作で二人の関係について触れられることがほぼ皆無だったせいもあり、自分の中で妄想にしか過ぎない二人の関係が少し大きくなりすぎてしまったようです。今はどうやって原作の二人と接続したらいいのか分からず途方に暮れているというのが正直なところです・・・

5年目の玉蘭の咲く日を迎え、思ったのはこんなことでした。

剣望くんの誕生日が小鉄にとってこの世で一番の言祝ぎの日でありますように。