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シンガポール歴史散歩@Upper Cross Street

2021.03.23 02:20

1880年代後半以前は、クロス ストリートとアッパー クロス ストリートは今よりもはるかに短くて、現在のアッパー クロス ストリートの長さだけだったのだそう。

延長された部分はクロス ストリートと名前が付けられ、元のクロス ストリートはアッパー クロス ストリートに名前が変更された。

クロス ストリートはシェントン ウェイを過ぎるとセントラル ブルバードとなり、CBDとチャイナタウンが接続される様になった。

アッパー クロス ストリートでもショップハウスが残っているのがサウスブリッジとニューブリッジの間部分。

 北には潮州人と閩南民、そして南に広東と客家出身の人々と言う風に、クロス ストリートはチャイナタウンを2つのゾーンに分割するために使用された通りでもあったのだそうだ。

 今のチャイナタウンは、1820年代にはインド移民達の居住区だった場所。それを知ると、何故チャイナタウンにヒンズー教のスリ・マリアマン寺院があるのか納得!

インド出身の船頭がそこでインドの伝統的な商品、マトン、山羊の乳、ハーブ、スパイスなどを販売しながら暮らしていたという。

チャイナタウンの一部になった後、この地域は1950年代から1970年代にかけて変貌し人気の場所となり、通りにあったスパイス屋さんが書店に、マトンの代わりに中国の文具などが並べられた。

現在のショップハウスは飲食店、手ごろなホステルになっている。