ローフードとは
ローフードとは Raw(生の)Food(食べ物)のことをいいます。 生で食べることにより、植物の酵素や栄養素を効果的に摂れて、健康や美容・ダイエットにも効果が出ている食事法です。 アメリカのセレブの間でも流行り全世界に広がっています。
生で食べるローフードの効果
私達人間には消化酵素と代謝酵素があります。
消化酵素は、食べたものを消化するため分泌されます。たとえば、アミラーゼ、ペプシン、リパーゼなどです。 もうひとつが代謝酵素です。身体では止まることなく生命活動がされています。 呼吸、血液を動かす、毒素の排泄、栄養のとりこみ、ホルモンの分泌などその全ての働きは代謝酵素が関与しています。
現代の食事は、欧米食が増え、肉類、加工食品、乳製品、お菓子、などを食べることが多くなりました。これらの食事が多い方は、消化酵素をたくさん使うため、代謝酵素に使う分が少なくなります。 そうすると、代謝が低下し、疲れ、眠い、風邪をひきやすい、肩こり、頭痛、体調不良、そして病気になる方もいます。
生の野菜・果物を多く摂取しますと、野菜・果物には食物酵素があり自己消化しますので、それを消化するためには体内の消化酵素はあまり必要としません。
そうすると、体内では代謝酵素が十分に働き、代謝が盛んになります。 毒素排泄が盛んになることで、体調改善、ダイエット、美肌、健康になってゆく方が多く見られます。
→ローフードポータルサイト RawLife <http://www.raw-food.jp/rawfood
海外のローフード
ローフードの本場アメリカでは、女優やミュージシャン、モデル、アーティストなど多くのセレブがローフードを摂りいれています。
- 女優のデミ・ムアはローフードを始めて7kg減量
- デサイナーのダナ・キャランは18kg のタイエットに成功したと伝えられています。ニューヨーク・カリフォルニアではいくつものローフードレストランがオープンし、レシピ本もたくさんあります。
他にもマドンナやアリシア・シルヴァーストーン、ウッディー・ハレルソン、スティングなどもローフーディストとして伝えられています。
健康は自分で守る時代へ
今、健康が重要な時代です 数字的に見ると下記のようなデーターが出ています。他人事ではありません。
- 糖尿病・心疾患・脳血管疾患などの生活習慣病は増大
年間で亡くなる方の 6 割は生活習慣病 - 医療費の増大→年間 37 兆円(2011 年)
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少子高齢化
2000 年 4 人の若者で 1 人の高齢者支え, 2050 年は2人が 1 人を支える - 要介護人口の増大 2010 年 500 万人突破 日本は世界一の長寿国とはいえ、亡くなる前の平均 10 年間は介護されて生きるというデーターも出ています。
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精神疾患の増大など 様々な健康の問題が渦巻いています。
ローフードは、毎日食べることを、気をつけるだけで、健康をもたらすことが可能です。
健康食ローフード
食は健康の要です。 食べたものが心身を作って行きますので、何を食べるかはとても重要です。 ローフードを取り入れた方は次のような変化が起こっています。
- やせた(21 日間で平均3kg)
- 朝の目覚めが良くなった
- 疲労感がとれた
- 便通が良くなった
- 肌の調子が良くなった
- 頭がクリアーになった
- アトピーが治った
- 穏やかになった
- 頭がさえる
- ひらめきが起こる
その他、様々な体調改善が報告されています。
バランスよくローフードを取り入れる
どんなに「いい食材、完全無農薬、100%RAW 」にしても、続かなかったら意味がありません。 ベジタリアンは、加熱された野菜でも食べますが、ローフード主義者はそうではありません。精製されない穀物が主食で、発酵食品を積極的に取り入れる所は、マクロビオティックに似ている所もあります。
ローフード主義者は、乳製品の摂取を進める事もありますが、基本的には完全菜食です。 食べ物の食物酵素は加熱したり時間が経つと奪われるという概念から、食物の芽であるス プラウトや酵素が沢山ふくまれている発酵食品を好みます。
有機栽培や天然素材にこだわり、甘味料もメープルシロップなどで、調味料も発酵食品で ある味噌や醤油、オリーブオイルが主となります。
スーパーフードと呼ばれる、一つで栄養価が高い食材を取り入れることも好み、ケールや アサイーのジュースのブームはここから始まったとも言われています。
全食事の 6 割以上がローフードと認められればローフード主義者とみなされますが、そこ には栄養不足という落とし穴がありますので、栄養のバランスの取れた食事を心がけることも大切です。
ともかく、完璧なローフード主義者を目指さなくても、日常の食生活の中でローフードの効果を利用しながらバランスのいい健康な食生活を続けることがよさそうです。