風呂敷との出会い
「困ってから、どうしたらいいか考えたらいいんだよ」
といわれたとき、
いやいや、困らないように努力しなさいよ、、、
と思ったのが素直な気持ち。
後先考えないのは大人げないし、
効率が悪い。
そう思っていたので、
そういう考えが受け入れられなかった。
風呂敷ライフは、とても自由気まま。
なのに不思議と嫌なことが起こらない。
働いていると、頑張っていても、
もっとがんばらなきゃとか
上手くいくことがあっても
もっと貢献しなきゃとか
いい気持ちでいられないし
追い込んでいないと、
+1がうまれないようなきがしている。。。
風呂敷と、それを使う人たちに出会ったとき、
なんでこの人たちはこんなにのんびりしてるんだ!?
良いか悪いか、そんな判断ではなく、
自分がここに居たいか、そうでないか、
素直さに少し卑屈になったし、
憧れがあったのかもしれない。
その人たちのことはおいておいて
あら不思議。風呂敷ってこんな便利なんだ!
どらえもんみたい!
と思った。
私が初めて、お弁当を包む以外で風呂敷を使ったのは今から4年くらい前。
鞄が閉まらなくなったときのこと。
困ったな、帰ったら捨てなきゃな。
そんな気持ちでいたんだけど、
知り合いがささっと風呂敷を取り出して、
中身がこぼれ落ちないように、結んでくれました。
鞄が黄色だったから、
「赤とピンクどっちがいいかな?」とか言われて。。。
かわいい!!!
と思いました。素直に。
そして鞄は丈夫になったし、わたしもハッピー
私が今、「こまったな」と思ったこと、
私は今、見過ごそうとした。
知り合いは、それを聞き逃さないで
どうしたら私が困らないかを手を動かしながら考えてくれた。
なんてすてきなんだ!
この日をきっかけに私は1枚の四角い布のとりことなりました。
困ってから考えよう。
それまではフラットに、全力で。