ドイツでトレーナーをするという事 元気のドイツワーホリ2016ブログ
Donnerstag 17.11.2016
ドイツ生活 130日目!
元気のドイツワーホリ2016ブログ
今年も
全国高校サッカー選手権大会
沖縄県予選
が繰り広げられ
トレーナーをしているチームも
大会に挑んだが
残念ながら
準々決勝で敗退。
『全国で会おう』
と、約束を果たし
沖縄・日本を去り
ドイツまで来たが
約束は果たせなかった。
正直選手権の為だけに帰りたかった。
3年間の集大成である大きな大会。
でも約束をしたからには
守らないといけないと思った。
日本に帰れば
選手を信じていない
そういうことになる。
結果は残念だったが
一生懸命な姿が伝わる。
試合全体を通してわかるが
フィジカルはとにかく鍛えた。
当たり負けしないコンタクトの強さ。
守備の局面での出足の速さ。
これが今年のチームの良さだった。
技術では他チームより衰えるが
その面では沖縄県で1番だと思う。
残念な結果ではあったが
3年生には感謝したい。
そしてこれからの道に向かって
頑張って欲しいな。
沖縄で10年以上やっている
高校サッカーの
コンディショニングトレーナー。
トレーナーをするということは
中学の時からの夢
でもあった。
医者にも
内科や整形外科など
専門があるように
トレーナーでも同じだ。
アスレチックトレーナー
コンディショ二ングトレーナー
など、その中からさらに
専門
を追求していく。
ぼくの場合
コンディショ二ングトレーナー
を専門として
10年以上
高校サッカー
に携わっている。
今はドイツで生活をしていて
チームを離れているが
離れている場所からでも
出来ることは
微力でありながらも続けている。
サッカー
が専門なのは
自身で24年間
今でも現役選手として
続けているからでもある。
がしかし、
サッカーのトレーナーだけ
としてやりたいわけではない。
他スポーツ
やスポーツに関わらず
一般の方
疾患者
妊婦
など様々な方を対象に
トレーナーをしたいと思っている。
ドイツに来たのは
サッカー
というスポーツで
トレーナー
としての
チームでの役割
コンディショニングということを
スタッフ間で
どれだけ共有しているか。
コンディショニング面での
技術やパフォーマンス
も、もちろん学んでいきたい。
ピリオダイゼーション
(プロトコル・計画)
の組み方なども。
そういったことを勉強したい。
可能であれば
先ほど述べた
様々な対象となる方を
トレーナーしたいと思っている。
先日ご縁がありまして
Düsseldorf内の
サッカーチームの練習見学を
させて頂きました。
Düsseldorf内だけでも
かなりの数のクラブチームがあり
各クラブチームの中に
カテゴリーが数十とある。
小学生
中学生
高校生
トップ
レディース
の中でも
A・B・Cチーム
などと、実力分けされている。
また
どのチームも
クラブハウス
クラブハウス内には
BARも完備されており
ビール好きなドイツ人は
ビールとサッカー
とたまらない時間を過ごせるわけだ。
天然芝グラウンド
人工芝グラウンド
どのチームも完備されているだろう。
特に人工芝は
確実に完備されてる
と言っても過言では無い。
両方のグラウンドを使いながら
何十とあるカテゴリーを
週の頻度
1日の時間帯分け
がされている。
ただし
どのカテゴリーも
グラウンド使用時間は
90分
のみ。
90分の中で
W-upを入れたり
ボールトレーニングを入れたり。
実際ボールを使って
トレーニングする時間は
60分程度。
実際トレーナーをするとなると
30分程度で
ボールトレーニングに入れるように
良い状態に身体を作らないといけない。
ただしかし
ドイツサッカーチームの
トレーナーをする
ということは
近いようで
果てしなく遠い存在。
色々紹介はしてもらえるものの
海外に出る選手もよく口にする
言葉の壁。
例えば
トレーナーとしてチームに入るとし
ウォーミングアップを行うとする。
言葉1つ違うこの国で
細かく伝えたいが
大まかにも伝えられない。
こうするんだよ。
と、説明は出来ても
どこの筋肉が…
どこの関節が…
と説明できないのが現状。
ドイツで
本当にやりたい
トレーナー活動は出来ない
と断言してもいい。
始めないと始まらない。
言葉の壁を解消するために
ドイツ語学校に通っている。
それ以外他ない。
しかし
ドイツ語学校に行ったからと言って
話せるわけがない。
今まで英語を何年も習ってきたが
実戦で使うようになったからこそ
話せたわけで
ドイツ語も同じで
インプットばかりで
アウトプットをしなければ
話せるわけがない。
承知なのにも関わらず
ドイツ語学校に通っていたら
話せるようになる。
自分の脳内をそうやって思い込ませて
言葉の壁を理由に
トレーナーをすることを
避けていたのかもしれない。
話すためには話せ。
それはわかっているよ。
綺麗な言葉を使うことに
頭を回して
余計話せなくなる
その悪循環の繰り返し。
わかっていたけど
なかなか踏み出せなかったが
見学だけでなく
本当に縁があって
今回小学生のカテゴリーを
トレーナーさせて頂きました。
初めは
ゴールキーパーの子と
1対1でトレーニング。
Ich heiße Genki komme aus Japan.
Ich kann nicht gut Deutsch sprechen.
お互い自己紹介をして
お互い緊張の中
ぎこちなくスタート。
正直
1対1からやらず
すぐに全体をアップさせるのは
確実に出来なかっただろう。
今まで10年
日本でトレーナーをしていたとはいえ
同じように頭が働かないのだ。
次は何をしよう
どう説明しよう
ということに頭が働き
いっぱいいっぱいなのだ。
トレーナーに入って3回目で
ようやく全体のメンバーを
トレーニングすることに。
子供たちは
遠回しには伝えません。
間違った単語を話せば
上手く解釈もしてくれません。
直球を投げるわ、
直球しか受け取らない。
素直だよね、子供って。
そんな子供たちに指導するには
どうしたら良いか…
かなり考えました。
移動中もドイツ語で
どうにか説明しよう。
英語そのものを直訳して
ドイツ語に変換しよう。
など。
しかし、
自分なりに出た答えが
思いっきり表現する。
言葉はわからない。
それではもちろん済まされないが
わからないうちは
思いっきり表現して
真似してもらう。
やりながら言葉を覚える。
子供たちに聴く。
そうするしかないと思った。
ドイツ語でなんていうの?
と体を動かしながら聞けば
答えてくれる。
子供達よりも
ドイツ語出来ないんだから
プライドも捨てて
それをコミュニケーションとし
たくさん聞く。
いまの言葉が出来ないぼくにとって
最善の方法
かな?と思っています。
同じ言葉が通じる日本で
もっともっと
たくさんの経験が積めたと思う。
のに行動を起こさなかった事が
今となっては情けない。
まだまだこれから。
始まったばかり。
言葉の壁を解消する
良い方法・アイディア
体験談などありませんか?
アドバイス下さい!
Vielen Danke.
ランキング参加しています。
クリックお願いします☺︎