今が旬!日本人にこそカボチャが必要な理由
オレンジ色に詰まっている、あらゆる栄養素
10月になると、近年はコンビニにもハロウィンにちなんだ商品がズラリと並ぶようになりました。カボチャを使ったスイーツに、お弁当、スナック菓子など、季節限定の心動かされるアイテムが揃います。 秋はちょうどカボチャの食べごろ。旬の食材を食べる健康習慣としてもタイミング抜群です。健康や美容にもいいカボチャの栄養や効能などを知ったうえで堪能し、秋の健康管理に役立ててみてください。 カボチャの収穫は、実は夏場が最盛期。ただ、収穫直後はまだ糖分が少なく、水分が多めで、食べるには適していません。カボチャはカットせず丸ごと常温で保存すると、数カ月日持ちします。そして秋から冬にかけてちょうど熟して、食べごろを迎えるのです。そのため、秋の味覚の代表野菜として扱われているのですね。
日本人に不足しがちな栄養が詰まっている
日本の食用カボチャは緑の皮のものが主流ですが、中は濃いオレンジ色。西洋種のカボチャは皮も中身もオレンジ色です。このオレンジは、β-カロテンやビタミンEを豊富に含む証拠。さらにビタミンCも含まれますので、これらを総合すると、カボチャには体内の細胞を健康に保つ効果が期待でき、風邪予防に最適といえます。
日本人に不足しがちな栄養素として、よくビタミンB群、カルシウム、鉄などが挙げられますが、カボチャにはそれらも含まれます。脂質や糖質の代謝、冷え症、骨や歯の健康維持にお役立ちです。そしてダイエット時に気になる脂質やコレステロールはほぼゼロ! カリウムも豊富なので、季節の変わり目の体の疲れも癒してくれるでしょう。
この通りかなり栄養価が高い野菜なので、スイーツとしていただいても、しっかりした栄養補給になりそうです。