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HAPPY Y-style

2017SSファッションカラー

2016.11.03 07:04

10月、2017年春夏ファッションのカラーセミナーを受けてきました。

ご縁があり教えていただいた、秦砂丘子先生のセミナーです。

よくGSTVオンエア中に「秋冬のトレンドカラーは・・・」なんてお話しますね。

すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、

国際流行色委員会(International Study Commission for Color)で2年前に各国提案された色から選定色が決められるそう。

 ※国際流行色委員会 1963年に日本・フランス・スイスが発起国となり、西ドイツ・ベルギー・スペイン・イギリス・イタリア・オランダ・スウェーデン・アメリカの11ヶ国で発足。 各国の非営利の色彩情報団体1つのみが参加可能で、現在は多くの国が加盟しています。


それを各国に持ち帰り、まず素材や形状が決められる。

約1年前に試作された素材の展示会が開催(パリコレ、ミラノコレクションなどなどがこれです) 約半年前に展示会や発表会などが開催、その後に大量生産され小売店に並び、最新のファッションとして身につけらることになります。

2017SS INTER COLORは、2015年5月27〜29日に スイス サニクト・ガレン市テキスタイル博物館で開催された会議で決まりました。

日本では、そこから日本流行色協会(JAFCA)がそれを担っています。 (特に色はお国柄というか、微妙に変わるようです) 


さて、2017年春夏ファッションの色の方向性は・・・ 

<INTER COLOR> テーマ=Omni-Possible(可能性に満ちた)

◇ここ数年澄んだパステル調だった色合いが、少し落ち着いたパステル調へ変化。

◇淡いブルーや青みのグレイから、ほんのり紫みに

◇ビビットな色合いは、あくまでアクセントカラーとして活用する などなど。

2016春は白一色が流行るなど、近未来的だったり夢だったりという印象から、現実的な色合いになるようです。 春夏なのに、ブラウンカラーや自然界にある色も彩度を抑えたパステルカラー。ブルー系もダークカラーを基調としているようです。 他、キーワードや5つに分けられたテーマとカラー・イメージがあり、生地とともにピックアップされています。


<JAFCA COLOR> テーマは、Full of Grace(優美に満ちて)

INTER COLORを基本にし、4つのテーマ・キーワード・イメージが展開され生地も添付されています。 大まかな傾向としては、 知性を感じさせるグレイッシュカラーやこっくり深い赤みの強い紫など。大地を思わせるブラウンや夜空やオーロラの空などアースカラー思わせる色がベースとなりそう。

INTER COLORで彩度を抑えたパステルカラーとありますが、夏の明るい青空というよりは朝靄の色合いだったり、自然界でもしっとりした空気感というのでしょうか、そんな色のイメージです。 ただダークな分、光りものやメタリックなアクセントは取り入れられるようですね。

そのアクセントカラーは日本の色やモダンアートを感じさせる60年代のシンプルで濁らない彩度の高い色を持ってくるようです。

配色のサンプルもありますが、見ていると秋冬?と思えるようなもの。

ただ差し色に明るいピンクだったり、ラメやゴールドを分量は抑えつつも入っています。ダークの中に明るいものを組み合わせる感じですね。

春は白一色が流行りましたが、来年はそこに黒でしめたり。

必ず色がプラスされます。 またアクセントカラーだけの大胆なブロッキングな配色もあるようで、かなり極端です。


海外各国のトレンドカラーは、

◆クール系のカラードグレーのグラデーション。 秋冬から継続している、ぼんやりとした空の色など曖昧なグラデーションカラー。 ベージュをプラスすれば使いやすい色合い。

◆ひねりを加えたアースカラー ナチュラルで素朴な色合いに、ヴィンテージムードのピンクや明るいパステルの組み合わせ。

◆オレンジとピンクがポイント レッド系よりもオレンジ系が増加、彩度は控えめで色褪せたような懐かしい色合い

◆アクセントカラーは遊び心あり 人工的、好奇心、楽しさに注目した、ハッキリクッキリとして強い色合いがアクセントカラーになる


2017SSデザイナーコレクションのトレンドも聞けました。

全体で共通するトレンドというよりは、デザイナーの個性が際立つものが主流とのこと。

そんな中でもこんなポイントが・・・ 

◇テーマは、フェミニン。 ガールズパワーやドレープ・ギャザーで描くエレガントな女性像。 

◇シルエットは、ボリュームアップ、ワイルド・ハイウエスト、ボディを部分的に強調したものは続く。アシンメトリーも同様 

◇色や布の動きも生かす。ドレープ、フリル、ギャザー、ジャージ、スパンデックスなど。カラーブロッキングやグラデーション。 ピンク〜赤〜パープル、ブラック&ホワイト、スカイブルー、ベージュ系 

◇柄の時代と言える多彩な柄が登場、特にレトロ柄など 

◇フェミニン×◯◯◯◯で変化 

などなど・・・ まだまだいっぱいあるのですが、この辺で。

書きすぎたかもしれません💦 


それにしてもファッションとジュエリーはとても関係があります。

話に出てきた、キラキラの差し色やメタリックというのは、ジュエリーならお任せですね。

それにTPOの演出もできますし、ジュエリーをプラスすることは変化させることにもなります。

ファッションデザイナー自体がトレンドよりはスタイルというのなら、

それぞれ自分のこだわりや似合うスタイルを確立していくのもアリですね。

(そういう意味でも、小池都知事のファッションはよくお似合いで小池スタイルと言えますね)

そんなことを意識するとよりファッションが楽しめそうです。 

これからいよいよ寒くなる季節。

冬ファッションのファーやカシミヤなどなど登場できますね。

それにいろんなイベントも多いですからお忙しい方もいらっしゃるでしょう。

ジュエリー大活躍とも言えるかも。

素敵なジュエリーたちをアクセントに楽しみましょう!


このセミナーの日は秦先生とご挨拶できるかもと思い、こんなコーデでした。

ブローチは私のアイコンなので。

ピアスは沼田さんとこのYG3箇所どこでも通せるものとパライパピアス。

帽子は最近買ったウールのハット、この色は初ですが使いやすいです。

寒い日でしたが暖かく助かりました。

ブラウスもジレもずっと来ているものです。

ファッションは自分の演出にもかかせないもの。

自分らしく、似合っていて、TPOもおさえた装いしていきたいですね。