面接で差がついた高校つかなかった高校と平均を見てみよう!2021神奈川県公立高校入試
全県模試さんのセミナーで「各高校別の面接点」のデータを頂戴しました。
全県模試さんが集めてくれたデータですのでもちろん受検者全員分というわけではありませんが、これによってある程度各々の高校が面接をどう扱ったのかがわかりますね。
今回はそのデータをまとめてみました。抽出したのは、各高校の面接平均点(判明分)と標準偏差(データの散らばりを表す。高ければ高いほど散らばりが大きい)です。そこでどれだけ差がついたのかをみていきます。
データを見る上での注意点は2つ。
- 全員分のデータではないこと(データが集まらず載っていない高校もあります)
- 今年差がつかなかったからといって来年もそうであるかはわからないこと
それでは一気に見てみましょう。動画ではエリア別に具体的な点数にも触れています。
各高校の面接得点差
特徴的なのは、川崎エリアですね。どの高校も面接を重要視しているのがわかります。面接大国と言っても過言ではないでしょう(過言です)。平塚秦野エリアも県西エリアも同様ですね。逆に横須賀エリアはあまり気にしていない様子です。エリアごとに何かルールなどあるのでしょうか。
専門学科など特色がある学校は面接重視の傾向がみられます。大切にする理由も想像しやすいですよね。逆に偏差値上位校は面接で差がつきにくくなっている印象です。ただ、「差をつけないと考えているわけではなく、みんな良いから差がつかない」と湘南高校の校長先生も仰っていました。学力向上進学重点校エントリー校である相模原高校さんのようにがっつりついているところもありますので、この辺りは各学校のスタンスの違いが現れますね。
そもそも神奈川県公立高校入試における面接は、何を訊かれるか事前にわかるシステムです。ただ単にコミュニケーション能力などを測るものではありません。しっかり準備しているかどうかも含めて、自校に合うかどうかを高校の先生方は見ているわけです。
「自分がそこじゃなきゃダメな理由」、そして「相手が自分じゃなきゃダメな理由」を持てるような面接が目指せると良いですね。詳しくは以下の記事をご参照ください。
また、面接の評価の観点については詳しくこちらの記事で説明しております。
受験生のみんなは、面接の機会ってきっとここから増えていくでしょうから、今回を踏まえて、より上手に自分の思っていることを相手に伝えたり準備ができたりするようになっていけるといいですね。
本日は面接データのお話でした。これから受験という方の参考にもなれば幸いです。
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人に想いを伝える機会って貴重だしね。