#ヒクソン の師匠 #オーランドカニ 登場 !!!!!
ヒクソングレイシーの師匠、
オーランドカニの「オーランドカニシステム , バイオジムナスティック」とは⁉
『GONG KAKUTOUGI 7月号増刊
ゴング格闘技PLUS13』
株式会社日本スポーツ出版社社
2001年(平成13年)7月9日発行
定価680円
【格闘強国ブラジル探検隊】
ヒクソンのヨガ師匠が初登場!
『長野市の整体・ヨガ・筋トレの究極の整体屋アートセラピーハウス傅
「俺は整体使だ!」』様より
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ありがとうございます。
感謝です。
2009年 09月 03日
ヒクソン・グレイシーとヨガ 強さの秘密・獣の呼吸
ヒクソン・グレイシーとヨガ EXTRA
アートセラピーハウス・ジャパン ホームページ
The Legend of RICKSON GRACIE
~Truth of the YOGA of RICKSON GRACIE PartⅡ~より
【格闘強国ブラジル探検隊】
ヒクソン呼吸法の師匠 オーランド・カニ 本邦初インタビュー
ヒクソン・グレイシーの強さの秘密が、またひとつ解明される
獣の呼吸
文&写真●パウロ・R・バルボーザ(同誌ブラジル通信員)
訳●稲垣巻收
Interview & photo by Paulo Ruy Barbosa
Translated by Syu Inagaki
ヒクソン・グレイシーのヨガ(呼吸法)の師匠
■オーランド・カニ/Orlando Cani■
1925年11月29日、ブラジル南部のサンタ・カタリナ州出身。
リオデジャネイロのコパカバーナ地区にアカデミーを構える。
昨年8月ロスを訪れ、ヒクソン主催の柔術大会を取材した折、デモンストレーションでヒクソンの独特のストレッチングを見て、それが非常に強く私の印象に残っていた。
それはとてもリズミカルかつ、しなやかで、それまで一度も目にしたことないようなストレッチングだった。
ただのヨガでもないし、体操とも違う。一体何なのだろう、と興味を持っていた。
するとブラジル通信員のパウロが「ヒクソンは、ブラジルのある高名なマスターから野生動物の動きを取り入れた独特の体操のようなものを習っていた」と教えてくれた。
それでようやく納得できた。
カニ師はヒクソンのみならず、ホイラーやマルコ・ファス、イズマイウらの格闘家を指導したこともある。
そればかりでなく、シドニー・オリンピックのブラジル代表選手の指導もしていたという。
そして師自身も、様々な格闘技やスポーツをたしなんできたスポーツマンだということがわかった。
では、パウロによる大変興味深いインタビューを読んで頂きたい。(稲垣)
「―― 20歳の時には、柔術をエリオ・グレイシーから習い ――」
「私はカラリパヤットと太極拳を融合したスタイルを作り上げようと思った。そして、それまで自分がやってきたヨガと融合しようとした。」
「ヨガを研究・実践していたことも役に立ち、私は格闘技で最も大切な要素は、伸張と柔軟性であると結論した。あらゆる伸張と柔軟性の基礎は、ヨガの原理から発生している。千年以上の歴史を持つヨガの多くの動きが、伸張と柔軟性に基づいているのは驚くべきことだ。」
「そこで私は柔軟性と伸張、ヨガ、太極拳、カラリパヤット拳法、ダンス、そして肉体的表現をミックスさせ始め、身体の動きを研究し始めたんだ。それが今から33年前だ。それらをミックスすることによって、私は新しいシステムを作り上げた。それが『オーランド・カニ・システム』とか『バイオ・ジムナスティック』と呼ばれているものだよ。バイオ~はあらゆるスポーツに応用できる。私のシステムの基礎は呼吸法だ。」
「酸素を十分に取り入れることがいかに重要かは、医学的・生理的にもよく知れれている。われわれが呼吸によって取り入れる酸素が、神経細胞にとって唯一の食料なんだ。ニューロン(神経単位)が正常に機能するためには、他のタイプのいかなるエネルギーでもダメなんだ。十分酸素を与えられた神経組織は、非常にバランスよく、正しく機能することができる。」
「私は動物の本能を用いた一連の動きを体系化した。虎、猿、蛇、鷹がメインだ。特にネコ化の動物の動きは興味深いよ。格闘技における人間と同じく、四肢を用いるからね。ただ、われわれが訓練して伸ばすのは本能部分、動物にとっては自然だが、人間はしない呼吸のしかたなどだ。動物は自然なしなやかさを身につけている。」
「呼吸というのがカギだ。ファイターは横隔膜の動きを完全に統御しなくてはならない。攻撃をしかけるとき、息を止めるファイターが多いが、本当は肺の中にある空気を吐き出すべきなんだ。体細胞にとって毒であるべき二酸化炭素を取り除くため、息を吐くべきなんだよ。そして筋肉が収縮してしまったり、乳酸が作られるのを防ぐべきなんだ。試合中、選手が反応したくても動けなくなるのは、体中の筋肉の乳酸が溜まってしまっているからだ。」
「肉体が酸素を供給することをやめると、ファイターは何年もの練習で学んできたことをすべて忘れてしまう。頭の中が真っ白になり、全てを忘れてしまうんだ。そうならないように、試合中どのように呼吸すべきか、どうやって集中するか、そしてどうペース配分するべきかを私は教えるのさ。」
「ヒクソンは私のメソッドを知り、私のアカデミーに来て入門したんだ。1986年から88年の終わりごろまでだね。89年に彼はもうロサンゼルスに移住したから。」
「ヒクソン・グレイシーは私がこれまで教えた弟子の中で、最高の弟子だ。彼は一連の過程を完全に吸収した。非常に熱心で、深く集中していた。彼は私をじっと見つめ、私の言うことを注意深く聞き、私の言葉から大いに影響を受けた。そして非常に深いレベルで理解し、吸収したんだ。まったく感心したね。」
「2年間私とトレーニングを積んだ後、ヒクソンが言った。「今日は座って見ていてください。私ひとりでやって見せます」。彼はまるで窓から飛び立って行きそうに思えた。まったく完璧に、この上なくスムーズにやって見せたんだ。私は感動のあまり、泣き出したくなったほどだよ。」
――格闘家たちは、あなたからどんなテクニックを習おうとして来るのでしょう?
「主に集中力と、試合中の正しい呼吸法だね。それは驚くべきもので、大変微妙なものだ。試合で相手の呼吸を理解するだけで、相手を破ることができるんだよ。息を止めるとき、人は弱くなるからだ。それに息を吸うときも、とてももろくなる。動物はいつも呼吸している。息を止める動物は、人間だけなんだ。それは無意識に行なわれる。だから集中力とエネルギーを失わないために、呼吸のプロセスを制御する必要があるんだ。」
――あなたが教えたことは、ヒクソンの試合のどんな部分から伺われるでしょう?
「集中力と、呼吸と、肉体に対する意識だね。ヒクソンは並外れた集中力を持っているから、彼はその視線によって敵を打ち破ってしまうほどだ。もちろん彼も人間だから、ミスを犯すこともあるだろう。だが、ミスを犯したときでも、彼は非常に試合に集中していてバランスが取れているので、すぐに失点を取り返すことが可能なんだ。これは非常に重要なことだよ。彼は常に相手のことを注意深く見ているし、自分自身の肉体に対する意識を強く持っているからだ。」
「ヒクソンは特別だよ。このことは本人にも言ったことがあるがね。彼は学んだことの全てを吸収し発展させる。すばらしい才能に恵まれている。彼は自分の気に入ったものをとても賢く吸収し、それを受け継いでいくんだ。だから彼は私のメソッドを継承し、守っていると言えるだろう。」
「ヒクソンは言った。「オーランド、あなたのメソッドは非常に精緻で長いプロセスです。普通の人々はそれを理解していないし、今後も理解しないでしょう。10年、15年あなたの元で修行しても、あなたのメソッドの精髄を理解できない人たちがいるんですよ」 この言葉は私を強く打った。私はただ彼を見つめ、「キミの言うとおりだ」と言えただけだった。」
この続きは下を参照
長野市の整体・ヨガ・筋トレの究極の整体屋アートセラピーハウス傅「俺は整体使だ!」
athojapa.exblog.jp
2009年 09月 03日
ヒクソン・グレイシーとヨガ 強さの秘密・獣の呼吸
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~Truth of the YOGA of RICKSON GRACIE PartⅡ~より