PP13 Day1
PP13の1日目はRick & Mariaの動画で、グレーのスクエアタイルを使って描いていきました。(Day1はGlazeペンは使いません。)
今回のタイルでのTransitionsは、簡潔に言うと、Quahog→Poke Root→Crescent Moon→Betweedの順に変わっていきます。
私は少し変えて、Quabog→Poke Root→Poke Leaf→Toodles→Fescu (Quabog→Mookaも)で描いてみました。
①まず最初に、PP13に入っていた新しい画材・Sketch&Washで何か紙に書いて水を加えて薄墨のようにして、タイルに葉を敷き詰めて描いていきます。(リックはモリーのMunchin みたいにと言っていますが、接しないと言っているので、恐らくIndyrellaの言い間違いですね。)完璧を求めないでいいのよとマリア。これが背景の模様になります。ウィリアム・モリスみたいな感じね、とも。(墨汁や水彩色鉛筆、灰色の筆ペンなどでも代用出来そうです。)マリア曰く、筆を回しながら描くのがコツだそうです。ほかに、サンドスワールのようなスパイラルを描いたタイルも見せてくれていました。何でもいいのよ、とマリアも言っていたので、好きなように埋めてみましょう。
②次に、鉛筆でOrb(円)を描きます。真ん中からずらすのがマリアだよねとリック。Micron01黒に持ち替えて円の周りにQuabogというタングルを一周(そして、Hollibaugh の要領で後ろ側にも交差したものを)描きます。
③Quabogを茎(軸)にしたPoke Rootに変化させて描きます。更に一周、今度はPP11Day8のタイプの真ん中に線の入ったPokeRootで左右どちらか同じ向きに花冠のように描いていきます。「世の中に全く同じものは1つとないのだから、形や大きさはあまり気にしなくていいのよ、その方が自然なの」とマリア。
④Poke Rootの間に後ろにあるPoke Rootの頭の部分だけ見える感じで(「部分的ベリー」と呼んでいた)2周くらい半円を描く。タイルを回らしながら描いてねとリック。
ガラスのテーブルに花瓶を置いて、下から見ているみたいに見えるねとリック。
⑤3周目くらいの半円を黒く塗って、Ladybug にします。Ladybug(てんとう虫)が眠っているみたいねとマリア。半円を描く際は、オーラを描けるようLadybug 同士の間隔を開けるのを忘れずに。2オーラくらい描き、Crescent Moonにします。もう一周Crescent Moonを描きますが、この2周目では、オーラの隙間を1周目より広めにとります(次への移行準備)。
⑥オーラからBetweedに変えていきます。ここでも隣同士の間隔をあけるのを忘れずに。Newsletterでのリックのtypo(タイポ=入力ミス)でBetweenがBetweedになってしまったことから、命名されたという命名秘話の紹介もありました。BetweedはAuraknot(オーラノット)の流れも組んでいるね、とリック。多くのタングルが共通の特徴を持っているんだよねとのこと。この時、マリアは外側オーラにweighting を加え(=線を太くし)ていましたが、そうするとoomph(=パンチ)が加わるのよ、(自分とは違うタイプのリックにも言っているのかな→)あなたはoomphを付けなくてもいいのよ、とのことでした。
Betweedに馴染みがない方は、こちらのNewsletterのStepoutをご覧ください↓↓↓
ゼンタングルのOne stroke at a time. / Anything is possible. と同様に、この1つのタングルからまた別のタングルへ変わっていくTransition、自分が描いたものをクリエイティブな目で見て、こうしよう、こう変えてみようというCreativity、ネガティブ(マイナス)をポジティブ(プラス)に変えていくのもゼンタングル的やり方であり、大事にしてほしいと伝えていました。(動画ではこの言葉は使わなかったけど、No Mistake.とつながりますね。)
⑦1周目と2周目のPoke Rootの間の隙間を黒く塗り潰します。
⑧[シェーディングで立体感を]
真ん中の円の周りのQuabogに鉛筆でシェーディングを加えます。太陽が照ってるみたい、とマリア。Poke Rootの頭にもニッコリ笑った口を描く要領でシェーディングを加えます。そのシェーディングの上に先が細い白チャコでハイライトを加えます。光っているように見えるようになります。(ものをよく見ると皆そうなっているのよ、とマリア。) 1周目のCrescent Moonの外側にもシェーディングを加えます。
ゼンタングルではシェーディングやハイライトはパターンの一部なので光源は一方向である必要はないので、統一しなくていいんですよ、とリックが言っていましたね。
⑨白チャコで真ん中の円にハイライトを加えます。(マリアがWhite Chocolateと言い間違えて笑っていましたね。)
⑩サインまたは自分のマークを付けます。うあなたはアーティストで、これは作品なんですから、ちゃんとサインをつけるのが大事、とリック。裏にもサインと日付を書きます。(使ったタングル名やイベント名などの覚え書きも書いておくといいですね。)
Transitionは他にMorphing(モーフィング)ということもあります。これ(↑)は私が以前、同様のテーマで描いたタイルです。皆さんも、いろいろなタングルで、Transitionを試して楽しんでみてください。
これまでと違い、PP13の動画配信は1日おき(隔日)ですので、それを忘れずに!
今回は新しい画材をいろいろ試して慣れる時間と乾燥待ちもあるからのようです。Sketch&WashやGlazeペンで描いたところが十分に乾くのを待つPatience(我慢・辛抱)、Sketch&Washで途中残念な感じになっても自分を信じて続けるPatienceが必要とイントロの動画でモリーが言っていましたね。
1日目はGlazeペンは使いませんでしたね。Day2では使うかな?楽しみです。