知床五湖でのガイド研修 2016.11.10 09:02 今日はお客様をご案内する自然観察ツアーではなく、自然ガイドの研修として知床五湖の散策へと行ってきました。内容としては、知床五湖のツアーでのヒグマとの遭遇回避や遭遇時に退避をする場合を考えた時に、この知床五湖園地内の地理状況を把握することは重要となってくるので、リスク回避技術の向上の為、一部の遊歩道外の実地踏査も行いました。 ヒグマが知床五湖の森の中をどのように動いている可能性があるのか、どのような経路で移動しているのか、各湖間の移動にどれくらいの距離やどれほどの時間がかかって、どの付近に抜けていく可能性があるのか、そのような予測をするにも必要な研修であったと思います。また、ヒグマとの遭遇回避の為に自然観察ツアー中は人間側が声出し・音出しをして歩くようにしていますが、こちらの発する音の聞こえる距離や地形的なことも学びました。 午前中は実地踏査の研修(ブログの前半の内容)をして、午後からは地上遊歩道内で傷病者がでた場合の搬送訓練です。知床五湖のフィールドハウスに準備をしている救護担架や搬送の道具にも何種類かあるので、実際に使用してみました。写真(上)の屋内と実際の遊歩道での練習もしましたが、勿論ながら起伏や階段があったり、発生場所によっては搬送の距離なども考えると、必要な人数の確保も課題でしょう。ヒグマとの遭遇や、傷病者の発生などのトラブルの回避が一番に大切な事でしょうが、発生時のスムーズな行動も必要です。お客様をご案内する上で、今日はとても勉強にもなる機会でした。 今日のオマケの写真。午前中の実地踏査の研修中に、森の中から遊歩道の散策者を見る。おそらく、こうして人間が通りすぎるのを待ってから、しばらくして反対側の森に移動するヒグマもいるのでしょう。ヒグマにしても”人間との遭遇回避”に努めている個体もいるはずです。