Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

世界仮想旅行社

【オンライン】熊野古道への旅・第一回:世界遺産「熊野古道」と、大地の絶景「南紀熊野ジオパーク」~参加無料

2021.03.01 15:30

【3月13日/ 100席満席により、増席】


「熊野古道」をもっと知りたい皆様へ。

新宮市観光協会、熊野本宮観光協会 ご後援!


全3回に渡って、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」熊野古道と、

絶景「南紀熊野ジオパーク」を有する南紀熊野の魅力に迫ります。


歴史、地学、文化、風土、

知っているようで知らない、熊野の不思議。

様々な面から、深く現地をご存じのゲストの皆様に

ご紹介いただきます。


第一回は

「熊野古道」の魅力のほか、

「熊野古道」と「南紀熊野ジオパーク」との関係に迫ります。   


ご案内頂きますのは、福辻京子さん。

元新宮市観光ガイドの会(初代会長)

また南紀熊野ジオパークガイドとして

熊野を知り尽くす存在です。


今回の第一回は、ショートセミナー。

まずは気軽に、熊野のふしぎに触れてみませんか?

初回参加無料で、お届けします!


【こんな方にお勧め】

・いつか熊野古道を歩いてみたい

・せっかくなら、観光名所だけでなく深い歴史や文化に触れたい

・地学が好き。ドキュメンタリー番組などあると、思わずみてしまう

・「ぶらたもり」のようなプログラムが好き

・熊野、どう回ったらいいか考え中

・リピーターだけど、もっと深くしりたい


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


日時:3月28日(日)20:00 - 20:45


※ショートセミナー

参加方法:オンライン Zoomでの開催です。

参加料:無料


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◇全3回のプログラム概要◇

第一回:3月28日(日)20時~20時45分※ショートセミナー

第二回:4月18日(日)20時~21時半

第三回:5月 9日(日)20時~21時半


【概要】

① 第一回 世界遺産「熊野古道」と、大地の絶景「南紀熊野ジオパーク」

 ~紀伊半島の成り立ちに迫る

世界遺産「熊野古道」、「南紀熊野ジオパーク」と

様々な顔をもつ紀伊半島南部をご紹介


② 第二回:熊野古道はいかにして世界遺産に認定されたのか?(予定)

~ゲスト講師~世界遺産センター長・辻林浩さん


様々な方向から、熊野古道の姿に迫ります。 

  ・人々はなぜ、熊野古道に畏怖を感じるのか?

  ・熊野古道の宗教的、文化的背景

  ・世界遺産認定までの道のり

  ・豊かな森からみる、熊野古道 

   ※予定(内容は変更になることがあります。)


③ 第三回:旅する熊野~プロがそっと教える、楽しみ方のお話(予定)

実際に旅するなら?歩くなら?をご紹介。

・何のメディアもない頃に何故、人々は熊野詣に来るようになったか~その秘密

・海と山と森と大地~ジオパークを歩く

・川舟下りを楽しむ

・地元から、お薦めのグルメとお土産

・訪日外国人に人気の熊野~海外からみて、どういったところが面白いのか


◇第一回 講師プロフィール◇


<福辻京子さん>

和歌山県田辺市生まれ

世界遺産熊野三山エコツアーガイド

南紀熊野ジオパークガイド、また高野・熊野地域通訳案内士(英語)

文化、歴史、自然など幅広い切り口から、熊野ガイドをされています。

たとえば、

・川の参詣道「熊野川」の語り部を務め、横笛の演奏も行う

・室町〜江戸時代の熊野丘尼が行っていた「熊野曼荼羅絵解き」を日本語・英語で再現

・気候療法士として 暑い日、寒い日、晴れた日、雨の日どんな日も熊野の魅力を伝える

・熊野セラピスト

・くまの体験企画ガイド 

・新宮駅すぐのゲストハウス「Cozy House in Kumano」オーナー

熊野に魅せられ『熊野に恋しているみたい』と、言われるほど

多様な角度から熊野の魅力を伝えるガイドとして、福辻さんに会いにくるお客様が

全国からいらっしゃいます。


◇コーディネータープロフィール◇


<出石美佐さん>

全国通訳案内士、高野・熊野地域通訳案内士

世界遺産熊野古道のガイド

和歌山県御坊市生まれ。

大学卒業後、大手欧州系旅行会社で20か国を出張や旅で経験。

和歌山に戻り、熊野古道の案内を通して、地元の魅力を発信。


■世界仮想旅行社とは?

2020年5月にスタートし、累計7000名近くにご参加いただいております

「人と世界に会える、オンライン旅」を提供するプロジェクト。

北米、南米、ヨーロッパ、北アフリカ、中東、南アジア、

東南アジアなど世界各地と繋いだオンライン旅行から、

屋久島、熊野、京都など、日本各地とも連携した企画を実施。


~ イベントご参加にあたりまして、下記をご確認ください ~

【催行中止の場合】

悪天候等避けられないトラブルが起きた際は、

イベントの催行を中止させて頂く場合がございます。

なお、催行中止の連絡がない場合は予定通りイベントは催行となります。


①催行中止の判断

原則、イベント実施日の1日前の夕方に判断を行います。


②催行中止の際のご連絡

メールにてご連絡いたします。メールが届いていないか確認をお願いします。


【その他注意点】

・当体験は、インターネット上で主に映像を介してお楽しみ頂くものとなり、

インターネットの通信が必要となります。その際の通信費についてはお客様負担となります

・ツアーの進行を妨げたり、他の参加者に対して不適切な言動や行為を行う等、

主催者が不適当と判断した参加者については退室をお願いすることがあります。

・その他、特筆すべき注意点がある場合には、イベントの内容欄に記載をいたしますのでご確認下さい。

・Zoomの使用に関しては、参加者の皆様で事前に利用環境の確認をお願いします。


◇熊野のふしぎ:ジオパークとして◇

熊野が一大聖地となったその背景。

歴史、民俗学、宗教、いろいろな側面がありますが

その一つとして、紀伊半島の地形・地質という

地学的な背景もあるといわれています。

紀伊半島の中央部を東西に中央構造線が横断し、

その南に高野山・吉野山・熊野三山と聖地が集まっています。

熊野古道は、平安時代に白河上皇が、

往復1ヶ月もかかる熊野への参詣を、9回も行ったことから注目されるようになります。

白河上皇に続いて、鳥羽上皇、後白河上皇、後鳥羽上皇も度々ご参詣。

後鳥羽上皇は25年の間に29回 後白河上皇は31年の間に33回、

当時の困難な交通手段をものともせず、熊野詣を行っています。

なぜ、上皇たちはこんなにも頻繁に熊野に向かったのでしょうか?


◾️世界遺産でもあるジオサイトの絶景

・直瀑としては日本一の落差133mの「那智の滝」

・熊野の神が降臨したとされる絶壁の上の巨岩「ゴトビキ岩」

・苔むした山道「熊野古道」とルート上にある多数の名勝・史跡


◾️その他のジオサイトの絶景

・標高差600mに及ぶV字状の大峡谷「北山峡」

・火山が生んだ巨大な岩壁「古座川の一枚岩」

・世界的にも有名な褶曲「フェニックス褶曲」

・大小の岩柱が並ぶ不思議な風景「橋杭岩」

・古代の浅い海底が生んだ「千畳敷」


◾️火山のない温泉地「南紀熊野」

南紀白浜の白浜温泉は、有馬温泉・道後温泉と並ぶ日本三古泉で

日本書紀に歴代天皇が訪れたことが記載されている歴史ある温泉です。

他に勝浦温泉、川湯温泉なども、有名。

温泉地は火山と関係していることが多いですが、なんと紀伊半島には火山がありません。

その秘密もまた、紀伊半島の地形・地質に関係しているのです。


◾️本州最南端の温暖な気候

紀伊半島は本州最南端であり、その温暖な気候が南国の絶景をも育んでいます。

・ラムサール条約に登録された世界最北のテーブルサンゴの生態系「串本海域公園」

・真っ白でサラサラな石英の砂浜「白良浜」

など


その他、新宮藩主水野氏の居城跡「新宮城跡」、

日本遺産に登録された古式捕鯨発祥の地「太地町」など、

数多くの観光資源を有する紀伊半島南部の地形と成り立ち。


そんなお話しを、これからの全3回にて解き明かしていただきます。