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yoyo

花が咲くのを待っている

2021.03.21 15:00

呉座先生の一連の流れがずっと頭にひっかかっている。とにかくいろんな問題に派生している。鍵垢・過去の発言をどう取り扱うかという問題。どこからが誹謗中傷かという問題。学会の体質・アカハラの問題。女性蔑視の問題。


ごくごく個人的に現段階で思っていることは以下。


私は高いところから見下ろして人や何かを馬鹿にするようなインターネット仕草が嫌いだということ。

呉座先生自身もそうだし、呉座先生を批判しているコラムニストが「おはよう呉座います」とツイートしそこにまたいいねがつき、取り巻きがいることにも辟易した。どこかで気付かない限りきっと彼らもいつか同じ目に遭うだろう。


馬鹿にしたくなるような何かに出会ったら、なぜ馬鹿にしたくなるのか(怒りの場合もそうだ)そこに隠れた自分の気持ちをまず問うこと、そしてそこに主張したいことがあったらそのときは誰かや何かを蔑むことなく主張すること。


もう一つは、自分が過去にした呉座先生の記事に関するツイートを見た人に「お前も味方なのか」と言われるようになったらきついなということ。


呉座先生のこの記事に私は賛同している。けれども氏の人を見下したような態度(しかも集団で、女性蔑視とも結びついている)は嫌だし批判すべきことだと思っている。そこが結びつけられるようになったらいよいよツイッターもしんどいなということ。


もしそういう人が現れたらブロックしていくしかないだろう。けれどもそういうとき思うのは、気持ちよく付き合える人とばかりつるんでいたら、それこそ呉座先生のようにその中で大なり小なり差別意識が生まれていってしまうのではということ。嫌だなと思う人をブロックするたびそんなことを考えて、まあSNS上でぐらい好きな人とだけ付き合えればいいとかなんとか考えて、でもなんとなく腑に落ちなかった。


けれども先に書いたように自分が自分の心に問いかけ続け、その判断で嫌だなと思うものをブロックしていれば悪い方にはいかないはずだと気づく。そうやって信頼できるタイムラインを更新し続けていれば。自分のタイムラインは自分の責任。


いつもの花屋の前を通る。ミモザがいっぱいだったのが、今日は八重桜で溢れていて思わず足を止める。吉野の桜らしい。ラナンキュラスのミニ花束と八重桜の枝を買う。さっそく花瓶にいけた。


花が咲くのを待っている。