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こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

【自分の専門分野だからこその 灯台下暗し】

2016.11.11 06:14

幼い頃から、来る日も来る日も
音大を目指すとなれば

白と黒の鍵盤に向かうことになりますが 

多くの音楽家の方々も様々な年齢の時に

何かしらの挫折をご経験ですよね。




おそらく皆さんが想像できないような挫折も
私の場合、

多くしてきたわけですが、、 


その世界にいるから、見えないことってやはり多々あります。
  


多感な時期に海外に出て、
怪物のような才能を持つ人を肌で感じ、 

日本でも自分の持っているものに対し(才能とか諸々) 

過信したことはまったくなかったけど、 

さらにそこで日本のクラシック音楽の狭い世界、 

(世界の常識=日本の非常識、またその反対も然り) 

また自分自身一生謙虚でいれるものをいただきました。
  


我々は、いつもさらによくするにはどうするのか? 

尽きぬ課題に取り組む地味な世界。
  


これはレベル云々でなく、どの人も継続すればついてくる。
  

その欲がなくなったら、演奏することもなくなるんでしょうね。
   


これまでの人生、無駄も失敗もたくさんありますが
それがあるから、

強く共感してくれる方があらわれるのだなと。 


 ここに細かく私の挫折など書いたことはありませんが

 何か感じることあってご相談などのメッセージをいただくのだろうと
感じています。
  


天職や天命などと言いますが 

これらはあ〜だこ〜だ考えているうちは 

そこへは辿りつかないのだろうと。 


 きっと無心に動いていると
天も手を差し伸べたくなるんですね。


 


 自分のことってわかっているようで、 

場合によっては一番わかっていないことってあります。 


 そこにさらに気づいて行動できるかどうか 

これもその人のこれからの人生を大きく変えるものだと 

最近とても実感しています。