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愛こそ最高の癒し

2018.03.23 03:33

Facebook・清水 友邦さん投稿記事「愛こそ最高の癒し」

西洋は心と体を分離させて、物理的な身体は医者が、心は聖職者が担当してきました。

近代医学は治療(トリートメント)志向で適切なワクチンや薬を投与すればウィルスの病気を治せると考えています。

現代社会もまた治療(トリートメント)志向に沿って、感染を殺菌消毒で防ごうとしています。

病気は気の流れが滞ることで起きると東洋では昔から心が関係していると捉えていました。

70年代から精神神経免疫学の研究が盛んになって、病気の原因の多くが外部の物質や微生物ではなく重いストレスが人間の心と身体に深刻な影響をあたえていると考える医者が増えてきました。

著名な医学雑誌の編集長が「近代医療を適用しても、80%の患者は良くも悪くもならず、あるいは自然に落ち着くところに落ち着く」と発表しています。

https://forbesjapan.com/articles/detail/17266

神経系と免疫系は相互に関係しています。

心と体は切り離せないのです。

カーネギー・メロン大学のシェルドン・コーエン教授はストレス指標が高い人ほど風邪にかかりやすいことを実験して論文で発表しています。

人は重いストレスを受けると感染症にかかりやすくなるのです。

TVで人が亡くなった話を聞くと自分もそうなって死ぬのではないかと不安になります。

心配や不安はいたずらにエネルギーを消耗して免疫力を落とすだけです。

家族による愛の言葉が人にどのような変化をもたらすかの実験がありました。

ある企業(パナソニック)が家族へ言葉で愛を伝えているかどうか社員に聞いたところ「愛している」という言葉を普段、言葉にして伝えていない人が84.7%もいました。

そこで、愛の言葉や感謝の気持ちを家族に聞いもらい身体の表面温度を測った結果、6人の体温は平均で0.8度上がり、なかには1.2度上がった人もいました。

愛の言葉で副交感神経が活性化して血液循環が良くなり体温が上がったのです。

老廃物の処理がすすみ新陳代謝が促されると体の治癒力があがります。

1978年にハーバード大学で風邪やインフルエンザの学生を集めてマザー・テレサのドキュメンタリー映像を観てもらい唾液を調べたところ、免疫グロブリンAの著しい増加が見られました。

免疫グロブリンAは風邪やインフルエンザなどの病原菌に対する大きな鍵を握っている免疫です。

免疫グロブリンAが低下すると病気にかかりやすくなります

映画のあと、学生同士でマザー・テレサの感想を語り合ってもらったところ、免疫グロブリンAの数値がさらに上がったということです。

愛や思いやりの行為が行われている場面を見たり、愛について考えたり、愛する人を思い浮かべたり、それを語り共有することでも免疫が上がります。

それをマザー・テレサ効果といいます。

愛は体の免疫機能を強めます。心も癒します。

愛こそが最高の治癒(ヒーリング)です。

しかし、私たちが知っている愛は条件付きの愛です。

要求する愛です。

報酬や返礼を求める愛です。

「良い子にしてくれたら愛してあげる」

「これをしてくれたら愛してあげる」

何をしてもどうにもならないと自分を否定的に思いこんでいる人は

子供の頃に経験した怒り、悲しみ、恐れ、分離した愛の痛みに囚われています。

人は否定された愛の痛みを経験することで真実の愛を知ります。

「最も美しい人々は、

敗北、苦難、苦労、喪失とは何かを知っている人、

そして、そんな底から這い上がってきた人。

こんな人は、

人生を深い愛情と優しさ、

共感を持って、

そんな人生に感謝し、理解している。

美しい人々はただすぐに出来上がるのではない。」

キューブラー・ロス

愛を受け取り愛を与えることで愛が育ちます。

自分を愛することで世界を愛することができます。

たとえ自分が何もできないと無力感に襲われても

どうすることもできないと希望を失っても

自分を裁かないこと

自分の不完全さを受け入れた時

世界の不完全さも受け入れることができます。

自分を愛するということは、

あるがままの自分を受け入れること

心の痛みを自覚して、

苦悩と絶望を受け入れたとき

自我を超えた愛と出会います。

愛こそ本当の自分です。

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ユーチューブ初デビューしました。

絶望から這い上がった岡部明美さんのライブトークに

清水友邦がゲスト出演

https://www.youtube.com/watch?v=xQhaWF4qazI