状元郷随意滷味小鋪。私の中のNo.1滷味!!ここの食べたらよそのは食べられない!
今すごい食べたいものがある。
漢方風味の醤油ベーススープで煮込んだ煮込み料理の、滷味だ。
どこのでもいいってもんじゃない。
新北市新店区の状元郷随意滷味小鋪のが、食べたい。ここは私の中で、台湾No.1滷味なのだ。もう何か月食べてないだろう、ちょっと遠いから、なかなか行く機会がないんだけど。
滷味というのは醤油系の煮込み全般のことを指しているみたいで、よく定食屋においてある煮卵や昆布の醤油煮込み(冷たいやつ)も滷味。
夜市とかで、好きな具剤をとって、お店の人にその場でさっと醤油系のスープで煮込んでもらうのも滷味。
状元郷随意滷味のは、後者。
でも、ちょっとちがうのは、ここのはスープがポタージュみたいにとろみがあるのだ。お店の壁に貼ってあるスープの材料を見ても、たくさん漢方が入ってるんだけど、変な刺激がない、まったりとした味わいなのだ。
たぶん鶏のコラーゲンがすごいでてるからまったりと感じるんだと思う。日本の天下一品ラーメンのスープ思い出すようなとろみだもん。(あそこまでではないけど)
師大夜市の有名店とか、よその夜市とかで、色々食べてみたけど、ここの店みたいな奥深い味の滷味には、今のところであったことがない。
初めて食べたのは、大学に入ってすぐのころ。
ルームメイトがテイクアウトしてきたのを一口もらって、「なんじゃこりゅああああああ!!!」と、一瞬で虜になったと記憶している。
大学時代は多いときで月に何度か通っていたのだが、就職してからぱったり行く機会が(というかわざわざ行く時間と体力が)なくなってしまった。(涙)
さて、お店の紹介。
状元郷随意滷味小鋪は、よその店よりちょっとお高め。たぶんスープがすごいこだわりだからっていうのもあると思うんだけど。
野菜は1人前(小さい一束か、大きいものだと1個)30元くらい、肉も部位によって違うけど30元から。この写真で、右側のお皿だけで3種類野菜が入ってて90元。
学校の学食だったら同じくらいでたぶん50~60元くらいかな。
でも、味が全然違うから!!
ちょっとくらい高くても、変な場所にあっても、全然あえてこの店に行きたい!!
(あくまで、がぁこ個人の好みで申しております。)
この店に来たら絶対食べてほしいのが、冬粉(乾)。
日本語で言うと春雨をこの店特製の滷味スープで煮たもの。でもスープはほとんど入ってないので「乾(汁なし)」と表示されているのね。
まったりスープをたっぷり吸った冬粉ちゃんの上に、キモチちょっとだけ野菜と竹輪のスライスが載ってて、これだけでも一品料理として食べてもいいくらい。(思い出しただけでよだれでそう)
学生の時はお金なかったから、私にとって、この店に来るのはたまの贅沢。野菜3種類と冬粉で120元か、一番安い肉と野菜2種類と冬粉で120元か、というふうに、目標金額120元、どんなに多くても150元までに抑えて食べていた。今は学生時代より少しはお金あるから、以前頼めなかった値段が高い部位のお肉とか入れて食べてみたいなあ。
この店の注文の方法は、まずは店頭に置いてあるかごに、自分の食べたい具材をいれていく。ここで注意しないといけないのは、具材を入れた数で計算するのではなく、選んだ具材1人前いくら計算ということ。
例えば、ピーマン1個としいたけ1個、ブロッコリー小さいのを1かけ、キャベツを数枚、籠にはちょっとしか入れてないから60元くらいかしら~? なんて思ったら1種類30元で4種類で合計120元、しかも野菜の量が大量に増えてて、「こんなつもりじゃなかった!! こんなに喰いきれん!!」なんてことにならないように、くれぐれも店頭の料金表を確認しながら具材を選んでほしい。
(って、これは、かつて初来店でわたしがやらかした失敗なんですが…恥)
具を選んだら、カウンターの中にいるお姉さんにかごを渡して調理してもらう。
冬粉やほかの麺がほしいときは、カウンターに置いてある注文伝票にチェックを入れて、お姉さんに渡すと、番号札が渡されるので、それをもって店内へ。
自分で空いてる席を探して机の上に番号札を置いて待っていると、出来上がった滷味と冬粉をお姉さんが運んできてくれる。お支払いは、食べ終わってから伝票を持ってカウンターへ。
店内には汁けが足りなくなった時のためか、オリジナルスープの味のたれと、辛いたれが用意されてるので好みで使うといい。辛いのはキノコにものすごくあう。辛いのが好きな人には超おススメ。
飲物の持ち込みは基本NG。欲しい場合は冷蔵庫から自分で出して、あとで清算。お茶や清涼飲料のペットボトルのほかに、缶ビールもある。
もちろん、テイクアウトもできる。夜7時ごろなんかすごい待ち時間が発生することがあるくらい、人気のあるお店だ。近所の人か、知る人ぞ知る、名店だと思っている。
好みによるけど、たぶんこの店の味がドンピシャでハマった人は通いたくなる、そんなお店。中毒性があるのだ。
うーん、どうしよう。書いてたらますます食べたくなってきた。
金曜の会社帰り、それか土曜の夕方にがんばっていくしかないかな!?
状元郷随意滷味小鋪
住 所:新北市新店區寶慶街74號
営業時間:16:30-23:30、日曜定休