Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Baby教室シオ

教具『幾何学立体』

2021.03.25 00:00

3歳以降のお子さんは平面図形から立体図形への関心が育ち、直ぐに手を伸ばして「これなんだろう?」とああでもない、こうでもないと手にして握ってみたり、並べたり積んだりします。このような反応を逃すことなく促しを行います。

この教具は10種類の立体と5枚の投影板、球体を置く3つの台座で構成されています。

このような教具に触れ合うゆったりとした時間を多く設けることこそが図形力を高めることに繋がります。よって子供が遊びながら繰り返し実験を行い思考し、新たな発見を感覚的に行いながらやがて知性や知識に結び付け図形力を高めていくことができます。

特に男の子は尖りのある三角錐・角錐・円錐に興味を持つ傾向があり、先端を持ちあげたり振り回すことや工夫した積み上げも行います。女の子は安定志向が強く正確に図形の面を合わせで積み上げることを実行する傾向があり、男女差を確認できる教具です。

三角錐・角錐・円錐は先端が欠けやすいため丁寧に扱うことを必ず事前アナウンスしましょう。

教具を用いて効果的に図形の特徴をおさえるようにするためには、先ず積み上げから行います。直方体と立方体、直方体と三角柱、立方体と四角錐、直方体と四角錐、直方体と立方体と四角錐、円柱と円錐の組合せを自らの力で思考し行えるようにします。


次に立体の側面合わせを行います。側面合わせは立体同士を合わせてぴったりと合うものを見つけることができるようにします。


積みあげと側面合わせの両方を複合させた取組みです。図形の面を正しく見て思考することが望まれます。各積み木が1個ずつであることから思考を確りと行える図形力に磨きを掛けましょう。


幾何学立体の特徴をおさえた後投影板での図形合わせを行います。

直方体は正方形と長方形の投影板、三角錐は正三角形と二等辺三角形の投影板、四角錐は正方形と二等辺三角形、三角柱は正三角形と長方形の投影板に合わせることは図形一つ一つをじっくりと行えば理解をすることができます。

ただし円柱と円錐の側面を確りと捉えることが重要になります。ちなみに円柱の側面は長方形、円錐は二等辺三角形となります。


球体・楕円体・卵(形)体については子供が認識する手動作が難しいため大人が補助し確認を促します。

この後も取組みは続きますが今回はここまでの説明とします。