そもそもやり方は教わりましたか?_第207号
2016.11.11 11:01
本日は、10/31の日経新聞の核心に書かれていた生産性についてみていきたいと思います。その記事には次のように書かれておりました。
『日本人の働き方の非効率さを示す指標の時間当たりの労働生産性だ。経済開発協力機構加盟34ヵ国中で21位。上位10ヵ国のうち9ヵ国は欧州勢である。日本より労働時間が長いイタリアも生産性は上位に位置する。
(中略)
生産性ランキングが低位から抜け出せないのは、労働時間が長い正社員の非効率さの表れだとも解釈できる。
(中略)
安倍首相は「非正規という語を日本から一掃する」と宣言した。見事に本質を突いているが、非効率な正社員を増やすようでは本と末が逆さまだ。理想型への道のりは遠い。』
「生産性を高める」ためには何をしたらよいのだろうか?
先日、就職支援の講義をしていてふと思ったのですが、仕事の仕方、生産性の高め方を教えてくれる人はいないように思います。この手は、自己啓発で賄うことになっているように思います。
11月に入り2017年の手帳があちこちで売られておりますが、それに合わせて雑誌等では手帳の特集を組んでおり、著名者の手帳術みたいなものが書かれております。
手帳の書き方も実は生産性の向上につながるのではないかと思いますが、手帳の書き方を教えてくれた人はおりません。
平成進化論というメルマガを発行している鮒谷先生をご存知の方も多いともいますが、鮒谷先生は「日記の書き方のセミナー」を開催しておりましたが、満席だったと聞いております。
つまり、具体的な「やり方」を教えてくれる人はそれほどいないにも関わらず、結果を求められるのはなかなか大変だと思います。
もしかしたら、これって今後の何かのヒントになったような気がします。