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Oimachi Act./おい街アクト

門司港レトロのテーマ曲になる予定もあった。「アース・エンジェル」

2021.03.26 03:00

白人コーラス・グループの中では、四声のハーモニーの美しさ、歌唱力、完成度が高く、いわゆるフィルスペクター・サウンドを施し、実力いちといわれたグループが、ヴォーグス。

ペンシルバニア出身の男性ヴォーカル・グループで、高校の4人の仲間によって1958年に結成された。

グループ名はその後、ヴォーグスとなり、1965年に「ユア・ザ・ワン」が全米4位の大ヒット。

この曲はペトゥラ・クラークとトニー・ハッチの共作。


その後、「ファイヴ・オクロック・ワールド」が全米第4位まであがる。

この2曲を聞く限り、当時のハシリ、フォーク・ロック・グループと日本では紹介されていたし、サウンドも確かにフォーク・ロックであった。


ところが、68年に「ふりかえった恋」がゴールドディスクとしてヒット。

同じく68年に「マイ・スペシャル・エンジェル」も全米7位にチャート・インされる。


ここではフォーク・ロックの色は薄れ、

いわゆる男性ヴォーカル・グループのヴォーグスとして完成している。


フィル・スペクター・サウンドは若いロック・ファンにも受けたようだ。

こうして69年に、黒人コーラス・グループのペンギンズで大ヒットした

「アース・エンジェル」(邦題は"砂の天使")を

ハーモニー、サウンド共に美しいアレンジを施してチャート・インさせた。

ペンギンズよりもヴォーグスの「アース・エンジェル」の方が好きだ!!

というファンもいるほど、美しいハーモニーでヴォーグスの代表曲とさえ言われている。


白人のコーラス・グループは甘いラブ・ソングを歌うために存在するといった方が間違いでないくらいに、ラブ・ソングしかヒットしないものだ。


この曲は北九州市の"門司港レトロ"のテーマ・ソングとして、弘田三枝子が発表する計画が進められていた、というエピソードもある。


ぜひ「アース・エンジェル」をヴォーグス版で聴いてみて。