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JRA 重賞データ分析

2023-113 エリザベス女王杯

2023.11.12 07:10

ジャパン・オータムインターナショナル エリザベス女王杯(GⅠ) 本競走は、昭和 45 年に 3 歳牝馬三冠の最終戦として創設された『ビクトリアカップ』を前身とする重賞競走。50 年にエリザベス女王が来日したことを記念して、翌年に現在の競 走名に改称された。当初は『ビクトリアカップ』を踏襲し、京都競馬場の芝 2400m、負担 重量は定量、3 歳牝馬限定の混合競走で実施されていた。その後、古馬牝馬の競走体系改善に伴い、平成 8 年に競走条件が 3 歳以上の牝馬に変更され、牝馬 No.1 決定戦としての意味合いを持つようになるとともに、距離も 2200mへ短縮された。令和 2 年に引き続き、京都競馬場整備工事に伴い、阪神競馬場において 2200mで実施される。また、平成 20 年に創設 された秋季国際GⅠ競走シリーズ『ジャパン・オータムインターナショナル』にも指定されている。 


【コース】京都芝2200m(外)

スタート地点は正面スタンド前直線入り口付近。1コーナーまでの距離は約400m(Aコース)ある。1~2コーナーは平坦。2コーナーを回ると、約500mのバックストレッチ。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーのところで頂上を迎える。そして4コーナーにかけて下るというレイアウト。外回りコース使用で高低差は4.3m(内回りは3.1m)。最後の直線は平坦で、Aコース時が403.7m、B、C、Dコース時が398.7m。


【馬番枠番・性別馬齢】 

7枠の連対少ないが、8枠の連対多い。

1着の馬番は2桁が多く、10番以降の1着馬番は10回出ている。 

馬齢では3~5歳馬中心で、6歳馬はやや苦戦。7歳馬以上は実績無。


【人気・配当】 

馬単の万馬券は7回とやや多く、1・2着は上位人気馬から中位人気馬での決着が多い。 

下位人気・2桁人気は2着が多く、紐荒れの馬券構成。 

1着はほぼ7番人気以内で、4番人気の2着がない。 

3着では4番人気に注意。 

2年連続5番人気が連対中。