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Atelier Soleil

「性格図」を読んでみよう

2021.03.26 09:45

星読みでは通常は「ネイタル・チャート」と呼ばれるものを読みますが、それを応用したいろんな読み方があるのが奥深くおもしろいところ。

最近「ドラコニック・チャート」が気になっていろいろ調べていくうちに出会ってしまったのがこの「性格図」。ドラコニックチャートとはあまり関連性はないのですが、そんな私の支離滅裂で脈絡のない性格もこの「性格図」に現れているかもしれないなぁと思います。

太陽以外の9天体の特徴を見るのが「性格図」。気になる天体だけ見ても良いです。ていうか混乱するから一個ずつ見るほうがいいのだろうけど。

ネイタルホロスコープ上で「性格」を表すのは「月」ですが、そもそも性格とはなんぞや?

性格(せいかく 英:Personality)は、生物学的・環境的要因から進化する行動、認知、そして情動パターンの特徴的な集合として定義される。 一般的に合意されている性格の定義はないが、ほとんどの理論は、動機づけと環境との心理的相互作用に焦点を当ている。(Wiki先生より)

そうそう天体それぞれが特徴を持っているのですが、月が表すのはまさに「動機づけと環境との心理的相互作用」つまり欲求と感情ですね。

ホロスコープの「月」にまつわる解釈は諸説あって(他の天体もそうなんですが)、それは人間の意識の階層構造とも関わっています。顕在意識・潜在意識・集合的無意識などと言われるものですね。一般的には太陽・月・海王星の順であてはめられたりするのですが、その線引きだって実はすごく曖昧なものです。月は単なる感情だと言ってみたり、でもその感情を疎かにするとしっぺ返しがやってくる...感情を解放せずにいると、潜在意識や集合的無意識に溜め込まれて行き、なんらかの形で顕在してくるのです。それは見方を変えれば良いこともなんですけどね。だからポジティブ思考が良いとも言うんだけど、表面的なポジティブと深層心理がチグハグだと恐いということも。

だからネイタルチャートで現れている月を平面的、一面的に見ることはちょっと危険です。ホロスコープに限らずなんでもそうですが。

ホロスコープの月でいうと「心と身体、(心理的傾向としての)性格、無意識の癖、感情、欲求、安心感」などという解釈が当てられています。

私の場合は「射手座」。そのまま一般的な解釈でいくと大ざっぱ、太りやすい、楽観主義、理想を追い求めたい、知識欲が強い、一人でいるほうが落ち着く、などです。

でも月の欲求はあくまで個人的なものであり、自分自身でこそ満たせるもの。あるいは幼い子どもが家庭で満たしてもらうものであり、対人関係や社会においてこの欲求を発動すると痛い目を見る。

表面的なことはコントロールできるのに、自分の中で何かがしっくり行ってない、どころじゃなくて小さな爆発が繰り返されるようにまでなったり、大揺れに揺れていたのがようやく少しおさまってきましたが、そろそろ外向きに動きたいのに、それは月の欲求なのかどうなのかがちょっとわからなくなってきたんですね。

まぁそれも、月射手座のなせる技、つまり考えすぎなのかもしれませんが、じゃぁその月の中身を覗いてみようというのが「性格図」です。


無意識でぐるぐるしてしまう「グランドトライン」ができていますね。現実はちっとも安定しないのに安定を表す「地」のグランドトラインとは、ぐるぐるの思考のループから抜け出せないわけです。


抜け出す鍵の一つは「水星」ですが、水星の性格図がまだ読み解けません...しかも水星の鍵を手に入れたところでカイロンを攻略するのもハードル高い。

それならば、より現実的なラインである、月/土星と金星のスクエア?今は俗世からかけ離れているからなぁ...

そうしたらば、オーブは少しゆるめだけれど火星ー海王星ラインなのか...このラインはヘリオでも重要かつ、今は火星期なので何をしても火星に戻ってくる感はあります。月性格図の火星、ライジングスターだし。うーん、思ったよりも大仕事。

「性格図」とはなんぞや、というのをさらっと書こうと思ったのですが、やっぱりだんだんと自己分析とひとりごとに陥ってきます。

一人の人間の中にいろんな人格がいるような...でもそれは何も特別なことじゃないのかもしれないな。私自身ともっと対話できるようになることが大切だと、この頃ずっと思っていたので、その一つの方法として天体の性格を知って、もっと私自身と仲良くなっていこうと思います。