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小学校外国語授業づくり研究会

【Report】2021.3.21(日)小学校外国語授業づくり研究会3月プレミアムセミナーⅠ「はじめてのジョリーフォニックス」(ゲスト:山下桂世子先生)

2021.03.26 02:03

3月のプレミアムセミナー第一弾は、イギリスからの中継で、山下桂世子先生をお招きして、「ジョリーフォニックス」について、その考え方と指導の実際についてお話しいただきました。


読み書き指導やその基礎となるフォニックスがなぜ大切なのか。日本語との比較を通して、丁寧に説明してくださいました。具体的な指導の方法を授業映像とともに紹介していただき、オンラインながら臨場感のある講義でした。指導法もなるほどと思うものばかりだったわけですが、その一つ一つの根底にある子どもへの細やかな配慮が本当にためになりました。そして、何より山下先生の子どもたちへの熱い思い、愛をひしひしと感じました。ご自身の経験からジョリーフォニックスへと行き着き、長年に渡り、実践・研究を積み重ねてこられた山下先生の言葉にはゆるぎない説得力がありました。読み書き指導に留まらない、深い学びがありました。(配布資料はオンラインサロン内で公開しています。)


4月以降、オンラインサロン会員向けに本講義の「見直し再配信」を予定しています(会員向けにメールにてご案内します)が、より具体的な指導法を学ぶには、山下桂世子先生のオフィシャルワークショップへの参加をおすすめします。→ 山下桂世子先生公式HPはコチラ


・授業解説ビデオはコチラ


・「はじめてのジョリーフォニックス」シリーズ(児童書・指導書)はコチラ↓


参加者の皆さんの感想を一部紹介します。

・フォニックスの音はわかるのに、それが読み書きに繋がらないのがなぜ、この子はなぜ習った単語を読むのに苦労しているのだろうと悩んでいましたが、それが今回で、そりゃ読めないよね!と理解できました。

・時差がある中、山下先生のセミナーを企画していただき、ありがとうございました。 山下先生の本は以前から購入していたのですが、使い方がわかりませんでした。今回本当によくわかりました。ありがとうございました。 

・考え方や理念の一端が理解できた気がします。丁寧に時間をかけて指導していくことが大切だと強調されていたことを肝に銘じます。自力で読めるかける力を育成することが、本当に大切だと思いました。

・内容の濃いダイジェストをご教示下さり、誠にありがとうございます。本講座も受講させて頂きたいと思いました。今後とも宜しくお願い致します。

・とっても分かりやすかったです。先生の特別教育の視点での子どもたちへの配慮した声かけが勉強になりました。ボルダリングの例も視覚的に容易に理解できました。

・本当に素晴らしいセミナーでした。惜しみなく様々な情報をくださりものすごく勉強になりました。先生のご厚意を現場の子どもたちに還元してまいりたいと思います。ありがとうございました。

・「国語の指導と同じ」というお言葉にハッとさせられました。確かに日本の英語教育は、letter sound をあまり指導せず、いきなり写し書きさせることが多いように思います。多感覚指導を行い、どの子どもにも引っ掛かりを作ってあげる事、とても大切だなと感じました。実践してみたいと思います。山下先生の「どの子もできるように」の思いが感じられる素敵なご講義でした。本当にありがとうございました。

・子どもたちはアルファベットの音は読めますが,その後どのようにして単語や文を読んだり書いたりさせたりするか悩んでいました。山下先生のお話の中の,ブレンディングやセグメンティングがヒントになりました。ジョリーフォニックスについてもっと勉強したいと感じました。ありがとうございました。

・とても分かりやすく説明していただき、ありがとうございました。子どもたちの気持ちを一番に考えながら、文字と音の指導をされていることが良く伝わり、私もそうでありたいと、改めて感じました。小学校から英語を学習することで、英語嫌いな子供を作らないように、 子どもにわかりやすい多感覚を用いた指導を、私も来学期から目指していきたいと思いました。また機会がありましたら、是非先生の講座を受講させていただきたいと思います。 ありがとうございました。 

・来年度に向けて、一つ指導の引き出しを持つことができました。ありがとうございます。 

・今まで自分がどれだけ無理難題な読み書きの活動をしていたか反省しました。スモールステップで多感覚を意識した丁寧な指導を実践していきたいと思います。帯だと時間的に厳しそうですが、Sound and Lettersの中でブレンディング、セグメンティングだと取り組んでいけそうです。 

・フォニックスについて知れたこと、嬉しかったです。こういう機会を頂けたこと、とても有り難かったです。ありがとうございました。実際には、授業の中での取り入れ方や授業の構成を考えたり、AETにも理解して頂いたり、コロナもあるので、難しくもあります。教科担任なので、1年間同学年を同じように指導することは可能ですが、系統立てて数年間に及ぶ指導ができたら一番なのだな、と思います。これから勉強していこうと思います。ありがとうございました。 

・ジョリーフォニックスについて、体系的な学習だということを理解しました。山下先生の授業の様子も拝見でき、ジョリーフォニックスについての授業イメージをもつことができました。大変勉強になりました。ありがとうございました。

・山下先生、ありがとうございました。小学校で教科化されたことで、ますます、ていねいな読み書き指導が重要になってくることを、改めて考えています。先日、別の会で、東京学芸大学の粕谷先生が、「今が、小学校外国語の大きな分岐点」と話していらっしゃいましたが、本当に、その通りであると思います。無理のない、ていねいな、子供たちのための読み書き指導。大切にしたいと思います。ぜひ、また、全国の小学校の先生方のために、先生のお話をお聞かせください。

・文字指導について、大変勉強になりました。ありがとうございました。皆さまがおっしゃられていたように、なかなか時間の確保が難しい中ではありますが、工夫しながらこれからも文字と音の関係について指導を続けていきたいと改めて思いました。本当にありがとうございました!

・桂世子先生、ホストの白石先生、本日はありがとうございました。久しぶりに桂世子先生の元気なお姿を拝見でき、また先生からみなぎるパワーもいただき、楽しい時間を過ごすことができました。嬉しい限りです! 今後ともどうぞよろしくお願い致します。 

・短い時間に凝縮していただき、ありがとうございました。今年度は、よくわからないまま、ただ毎時のウォームアップにJolly Songsを聞かせて、ほんの少しの説明で音を示し、時間の最後にふりかえりと共に書かせてまいりました。そうしなあら、あまり子供たちの身についていないと感じていました。今後は子供たちが少しでもしっかり音と文字の関係をしっかりとりこんでくれるような形で試みたいと存じます。どうかまたご指導いただけますようよろしくお願いします。 

・今日のセミナーに参加させて頂けて本当によかったです。以前から、どうして読むことの妨げになりかねないアルファベットの名前を先に教えたり、書くときの大半を占める小文字から教えないことに疑問を持っていましたが、先生のお話を伺って、できる範囲で子どもたちに、分かりやすい順序で教えられたらと、来年度につなげたいと思いを強く持ちました。また、私も特別支援の担任を経験させて頂き、英語の会話は得意でも、なかなか読み書きにつなげることが困難であることを体験しました。このように音で区切ってつなげるやり方であれば、つたえることができたかもしれないと思い、ジョリーフォニックスを丁寧に学ばなければと思いました。また、お話のあらゆるところに、先生の子どもたちへの温かい思いやりがあふれていて、とても感動致しました。ありがとうございました。 ・山下先生、今日のご講演大変勉強になりました。ありがとうございました。コロナ前は、何度か山下先生のトレーニングを受講しておりました。今回オンラインでジョリーフォニックスについて再度学ばせて頂き、新たな発見や学びがありました。(山下先生のトレーニングは毎回、新たな気づきがあります) 1つ目は、子どもたちに「音を操作する」力をつけさせること。文字と音の関係は指導していましたが、そこからブレンディングやセグメンティングで音をくっつけたり、分解したりする事が大切だと改めて学びました。 2つ目は、1分間でもフォニックスを授業の中に取り入れられるアイデアです。「Touch your h - ea - d 」や「Show me your p - e - n 」と簡単ですぐに取り入れられます。新学期からやってみたいと思います。 いつも丁寧に指導されている山下先生の授業動画を拝見し、今年度の自分は駆け足で授業を進めてしまっていたと反省しました。(受け持っている児童数が今年度は550人ほどいましたので、日々葛藤していました)自分の勤務校ではモジュールの朝学習の時間があるので、そこでジョリーフォニックスを取り入れられないか、検討したいと思います。今年度のモジュールは英語専科(自分)が作成した簡単なモジュール指導案をもとに、各学級担任で朝学習を行ってもらいました。来年度からすぐにジョリーフォニックスを学級担任にお願いするのは難しいと思うのですが、動画やzoomなどを利用して学習できないかと模索中です。白石先生、いつも素晴らしい研究会をありがとうございます!!来年度に向けての計画を進めていこうと思いました!

・今まで「ジョリーフォニックス」という言葉を聞いたことはあったものの、学んだことがなかったので、大変勉強になりました。まだ、今日だけでは理解しきれていないことも多いので、また学ぶチャンスを作っていこうとも思いました。今日の話の中で「読み書きを丁寧に」という心構えが大切であることを改めて知りました。「ジョリーフォニックス」をすぐに取り入れることはまだ勉強不足なこともあり難しいものの、子供たちが書く学習をする際はなるべく教師が書く姿を見せるように心がけたり、操作をする(c,a,t,を見せて、くっつけてcatと示す など)等、すぐに実践できそうなこともあり、今後に生かせそうです。 

・やはりとても説得力があるなあと思いながらお話を伺っていました。一緒にやる先生方や子どもたちの立場で声かけをしていくことがとても大切ですね。どうもありがとうございました。 

・2年前の春、日本橋で総合トレーニングに参加しました。今日は2日間で学ぶエッセンスを凝縮してお話ししてくださったと感じました。改めて、ジョリーフォニックスの素晴らしさに気付かされ、これが組織的に体系的に公立の学校で取り入れられるとどんなにいいだろうと感じました。自身が勤めている札幌では東京書籍を使っており、指導内容が多いため、音の指導はsounds&letterで触れる程度にしかできていませんが、ジョリーのアクションや山下先生に教えて頂いたブレンディングのテクニックを使っています。今回のお話を聞いて、今年は、もう少しジョリーフォニックスを取り入れたいと改めて思いました。貴重な勉強の時間をありがとうございました。

・今回のような日本人に合った外国語教育の指導方法セミナーを開催していただき、ありがとうございました。大変勉強になりました。周りの先生方にもお伝えしたい内容でした。 ポイントが大変わかりやすく、短い時間にまとめてくださり、ありがとうございました。 5年前に山下先生と出会い、何とか地元の小学校でJolly Phonicsを指導しようと頑張ってきました。今日改めて、Jollyは日本の小学校外国語教育に必要な内容だと感じました。 他の市町村では、きちんとJolly Phonicsを市や町全体で取り入れている事がとても羨ましく思います。桂世子先生のおかげで、どんどん全国に広がってきています。もっともっと広がって欲しいです。 

・大変心に残りました。日々、授業をしながら読み書きへの指導がまだまだ不十分な中、書く活動や書いたものを読むスピーチなどの難しさを抱えていたので、今日の話を聞いて、その突破口が少し見えた気がしました。フォニックスは知っていましたが、斬新な教え方が多く、目から鱗でした。特別支援の視点を大切にした教授法に興味があるので、これから深く学んでみたいと思いました。 

・大変勉強になりました。山下先生のセミナーに参加をして、よく分かったような気持ちになるのですが、今回、実際の授業の動画をみさせていただいたことで、さらに勉強になりました。 ローマ字指導の仕方を何とかならないかと考えていたので、3年生のはじめからフォニックスを取り入れて、夏前までに26文字を終えて、母音と子音の組み合わせの説明をして指導するのはどうでしょうか?ただ、ローマ字読みと英語のサウンドが違うので、子どもが混乱しないか気になります。

・子どもの学びを奪ってはいけないという言葉がとても胸に刺さりました。指導をしながら、子どもがそれぞれ自分で学んでいる、自分の力でできるようになる実感を持てているかどうか、きちんと見守りながら共に学んでいきたいと思いました。私の指導している自治体では、ジョリーフォニックスとは少し違うアプローチで取り組んでいますが、目指すところは同じだと思いました。自分が取り組んできたことが間違っていなかったと再確認することもできました。本日は本当にありがとうございました。

・普段は臨床心理士及び公認心理師として、自分が居住している市の教育機関で、カウンセリング、教育相談や発達相談をしています。教育大学出身ですので小学校免許と特別支援の免許も持っています。心理職として仕事で出会う不登校児童、生徒の中には学習困難が不登校の要因となっているケースもかなりあります。中でも英語は非常にハードルが高く、不登校のお子さんで英語が得意な子どもに出会ったことはありません。フォニックスは学習と深い関係があると言われているワーキングメモリの視点からも非常に有用な教え方だと思います。今後も山下先生に教えを請いたいと思います。本日の研修会、本当にありがとうございました。 

・日本の子どもたちの状況をよくご存知で、国語の指導とも連携した説明をしていただき、大変よくわかりました。基本の綴りと、同音異綴りの教え方の順序もわかりました。教科書に出てくる単語がどの程度読めるようになるか、という表示が大変参考になりました。指導の際にていねいに声掛けしていきたいと思います。お忙しい中、ありがとうございました。 

・本格的にジョリーフォニックスについて学びたいと思いました。次年度は、ワークショップを受けたいと思います。 

・リタラシー指導をしていて感じるのは、英語ができたり好きな児童にとっては、音と文字のルールを早くから教えることは、とても役に立つが、支援の必要な児童にとっては、英語嫌いを前倒しする感がありました。山下先生のやり方だと、本当に丁寧に、多感触に文字を指導していかれるのがとても良いと感じました。アプローチは多少違うがわたしも日々の授業に組み入れたいと思いました。 

・ジョリーフォックスのことはあまり知らなかったのですが、ブリティッシュカウンシルの講習で教わったものを学校で児童や先生方に教えてきました。今回の講義を聴き、フォニックスの意味や効果がより一層分かりました。私は知らず知らずのうちにブレンディングなどの体の動きを手で表現していましたが、新学期が始まる前に正確なものを学び、4月からは3年生から体の動きを付けたフォニックスを取り入れていこうと思います。今回、イギリスからの中継ということで、それもまたわくわくしました。このような機会を与えていただき、感謝しています。

・山下先生の3日間のトレーニングは受けたことはないですが、短時間のセミナーは2回ほど受け、「はじめてのジョリーフォニックス」も持っております。今回は自宅に居ながら山下先生のセミナー、とても贅沢で最高の時間でした。DVDの山下先生の姿に釘付けになりました。日々の授業の中で、ついつい教科書をこなすことに必死になり、取りこぼしているこどもたちもいるな・・・と思い、心が痛くなりました。時間的なことでジョリーを取り入れるのはなかなか難しい面もありますが、根本的な考え方は常に心に留め、 可能な限り可能な形で取り入れていけたらと思いました。ありがとうございました。

・私は小学校で指導助手という立場で授業のお手伝いをしていますが、自分が2017年にジョリーフォニックスの講習を受講して以来実際に現場でそのままを使用する機会はありませんでした。しかし、ジョリーでの教え方や知識は授業の中で大変役立っていると感じています。今回はその復習となり、いろいろなことを思い出し、そのときの資料を見返す機会となりました。