坂に囲まれて
2016.11.14 12:01
家から出たら必ず数キロの坂を登らないと帰れない
そんな運命を呪いながら今日も坂を登って帰るゆーまです
みなさんも坂は嫌いですよね?
私もキツい坂は登りたくないと平坦道を探して帰ってました
でも無いんです
坂を登らずに帰る道が
登って
登って
登って
登りきったら考えます2度と登らない次からはバスで帰ると
しかしそんな気持ちを覆す出来事が…
今日も平坦を探しつつ地獄の坂を登って帰ります
私が帰るには登りきったあとにもうひとつ坂を登らなければなりません
選択肢は2つ
・短くて急すぎる坂車通り多し
・長くて急な車通りの少ない坂
疲れていたので一息ついていると
ふと目につく細い脇道
私は今までそこの道を通ったことはありませんでした
もちろん坂です
図はイメージです
もしかしたら楽な道かもしれないでも坂だしなぁと思いつつとりあえず入ってみます
案の定坂です
しかし急な坂ではありません
ホッとして走ります
しかし長い、長いぞこの坂は…
それもそのはず、急な坂と同じ場所に登るのに緩い坂ならば長くなるのです
今までとは違う長さにいつ終わるんだと愚痴を言いながら登ります
そしてやっと平坦道へ
汗はだらだら足もプルプルしつつ進んでいると
急に視界が開けます
夕暮れの赤と夜の青が混ざった中に富士山が見えます
疲れも忘れてシャッターを押しました
この経験以降坂を登るのは嫌なのに坂の上の景色を見てみたいと様々な坂を登るようになりました
今では景色が急に変わらない平坦より、木々の中を走って、今まで見たことの無い景色を求めて峠を登る方が好きなくらいです
山の上は最高です
その気持ちを味わってもらう布教活動としてこれから少しずつ良い坂を紹介していこうと思います
よく聞かれます
そんなに坂が好きなのか?と
そんな質問を鼻で笑い答えます
「坂は嫌いです」