15.建築家と対談。『素質』
『一度お会いしましょう。
お店について聞きたいこともありますし 夕食でも食べながらゆっくり話しましょう』
そうお声かけいただいて
私たちは土曜の晩 熊本市内まで出た(バスですw)
N氏に対して 私たちは常に ”もっとお話ししてみたい”という興味にかられていた。
本人のキャラクターはもちろん ”彼の作品”をみて より彼に対する興味は大きくなっていた。
ありがたい話だ
面倒で遠ざけたい物事や仕事というものは自然と期間が空くもの。
人間とはそうゆうものでもあると思う。
早々に連絡か来たことに私たち自身も手応えを感じていた。
こちらが依頼者だとしても、こうゆうものは”双方”の問題だ
お互いにベクトルが一致していない限りいいものはできないだろう
私は”お店について聞きたい”と言われたことに対して
厨房のことや機器機材。広さや動線のことについて聞かれるものだと思っていた
もしくはやろうとしてる店の雰囲気、商品の系統など。。
話は意外なところに進んだ
”店の名称”
そして
”ビジネスとしての戦略・計画”
ブランディング、マーケティングについてだ。
私たちが家を建てようとしている、つまりは店をしようと思っている場所
それは分類で言えば住宅地にあたる。
商業施設が隣接しているわけでもなく オフィス街でもない
目的のある人しか通ることのない道。に面している。
なんとなくの”とりあえず客”がみこめる場所ではない。
生まれ育った地というものを客観視することは難しいことだが このくらいのことは自覚している。隠れ家カフェといったところで本当に隠れてどないすんねんという話だ
私は尋ねてみた
『あの場所というのは、どうなんでしょう。
存在を知って”いってみよう”と思う場所なのかそれとも知っても”行かない”場所なのか』
彼は答えた
『どちらかと言えば 後者でしょうね』
そうか。
彼は続けた
『あそこでやろうと思ったらあなた自身がブランドというか あなたのファンを増やしていかなければならない。あなたに会いたいと思って客は訪れる。もちろん商品が一定以上のレベルであることを前提として』
『まだ若いですけど、経験と深みを増していって憧れというかそういったものを持たれるようなそうあらればならんでしょうね』
なるほど。。
N氏『素質は あると思います』
『みんなある程度”人”で売っていくところがあるんですよね。僕なんか本当にそうですよ
常に腕が一定以上は条件としてあった上でね』
『みんな何かしらありますよ 勉強なんてね、いらないんですよ』
個というものがあって、
その個性は 生きていくのに 何かをやりたかったら 大きく必要である。
シェフがいつもいってた
”普通じゃあかん”って ほんで続けて
”大丈夫!十分変やから!”
なぬ!? な!!ウィ!!
”素質はある”
まだ数回しか会ってないのに…っていうかそれは…N氏…
私が”変な子”って思われているということですな の!?ぬ! ウィ!!
いいんです
最高の褒め言葉ダワ
というわけで今回も宿題プリントをN氏に頂戴し。
お店のビジネスとしての戦略・計画と土地のこと そしてお金のこと。
さぁ!進んで行きましょう!