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◇大きなことをやろうと思うと、心が小さくなる

2021.03.28 00:00

 私の目が見えていた頃のずっと前の話ですが、新聞のコラムにこんな記事がありました。

ある動物園の猿が暮らしている猿山で、周りの堀に一匹の子ザルが落ちて上がれなくなっていたそうです。

一人の男性が堀に降りて、その子ザルを助けてあげたそうです。

記者が「何で助けたのですか?」とその男性に尋ねたら、

「子ザルが“誰か私を助けてください”という目をしていたからです」と…。

前回のブログの最後に書いた

【私にも、まだまだやれることがいっぱいある…】のその後です。

以下はメールでお伝え出来る人に送った文章ですが、このブログを読んでくださっている皆さまへもお知らせいたします。

こんにちは。 

幸せの入り口屋 西亀真・亀ちゃんです。

一気に桜の花が、春と元気を連れてきてくれています。

皆様お変わりないですか?

先日は『作家・甲田さんを囲む会』

〜自分史の残し方〜に沢山お集まりいただき、

ありがとうございました。

さて、今度は『ジャッケルさんを囲む会』 

〜バングラデシュから来られている留学生の現状を聞く〜のチャリティーイベントのご案内です。


今回は、Web会議システム「Zoom」を使っての集まりですが、チャリティー目的のため参加費は1,000円とさせて頂きます。

いただいたお金は全額バングラデシュの留学生の皆さんのために使わせていただきます。

日程は

2021年4月19日(月)の夜8時から90分です。

今回このイベントを開くきっかけになったのは、ある集まりの会の中で、公益社団法人アジア協会 アジア友の会の私の知人柿島さんの話を聞いたことでした。

「バングラデシュから留学生として日本に来ている学生さんが、コロナの影響でアルバイトが出来ず、困っています。 学生さんに何が必要かと問うと、‘お米’と‘野菜’の返事が返ってきました。 

誰か応援してくれる人があれば助かります」と。


私はこれを聞き、遠くバングラデシュから身寄りのない日本に来て、食べるものにも苦労している彼ら。

どんなに心細く、不安なことだろう…と彼らの気持ちを思うと胸が痛くなりました。


今回お話を聞かせていただくジャッケルさんはバングラデシュ出身で、ご自身も20年前に留学生として日本に来られ、苦労した経験をもとに、それからは祖国から来る後輩達をずっと助けておられる、心優しい素晴らしい人です。

ジャッケルさんに訊くと、学生さん達は、日本に来てコロナの影響で入国の時「2週間のホテル待機」が、大きく影響し、大切なお金を使うことになった。 その上、アルバイトで生活する予定だったのが出来なくなり、大変困っていると教えてくれました。

私は考えました。

何か応援をしたいと思うのですが、困っているのはバングラデシュの学生さんだけでなく、多くの国の留学生も困っているることでしょう。

それに、私が出来ることは本当にわずかなことしか出来ない。

中途半端な応援は、かえって失礼では…。


その時、私が前に講演で聞いた言葉が思い出されました。

その講師は何十年も地域の掃除をやっておられる団体の代表の人で、私がとても尊敬している方です。

その講演の中で「大きなことをやろうと」思うと、心が小さくなる。

大きなことをやろうと思えば、失敗を恐れ心が縮むから、小さなことを積み重ねていくことが大事です」と話しておられました。


はて、私に出来ること…。

ジャッケルさんを多くの人に紹介させてもらい、現状を知っていただく。

そして、皆さんにお知恵を貸してもらい、良いアイデアを教えていただく。

例えば、こんなアルバイトがあるよや、○○さんに相談してみたら などです。

ジャッケルさんを通して、学生さん達と友達になり、日本語の勉強のお手伝いも出来そうです。

先日、ジャッケルさんに学生さんを紹介してもらい、Zoomで座談会をやりました。

皆さんとても真面目で、日本に憧れ夢を持っておられます。

私が留学生の皆さんに尋ねてみました。

「今は生活が苦しいと思いますが、どんな時に幸せを感じますか?」と。

一人の学生さんが答えてくれました。

「困った人に何かで助けてあげられた時です」と…。

彼らが今の私の年くらいになった時、日本に来た時に頑張ったことや、出会った日本

人のことを思い出してくれたら嬉しいな…。

私にも何か出来ることがある。

小さなことからやってみます。

ご興味を持っていただける方、一緒にジャッケルさんのお話を聞かせていただきましょう。

画面の中でお会い出来ることを楽しみにしています。  

亀ちゃん

★参加ご希望の方は

 4月10日までにこちらのメールに参加希望とご返信下さい。

幸せの入り口屋・事務局<shiawasenoiriguchiya@gmail.com>

こちらから、振込み先を案内させて頂きます。

このメールを送信したところ、すぐに何人かの方から申し込みがありました。

前回の「自分史の残し方」にご参加いただいた方や、懐かしい方のお名前もありました。

今回のことを通じて、一緒に感じ、考え、お話が出来る素敵な仲間の輪が出来るのがとても嬉しいです。

ご一緒にバングラデシュのことも学びましょう。

私は当日、ミッケルと参加します。 にこっ! 亀ちゃん


※写真はミッケルと庭で、雪柳と水仙に囲まれた写真です。