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Hana ノ Namae

つんつん ミチタネツケバナ

2023.04.18 08:53
(2021/3/27 八戸・潮風トレイル)

(2023/4/16 青森市内)

(2021/4/11 青森市内)


道種漬花(みちたねつけばな)

アブラナ科タネツケバナ属/一年草または越年草


寒い冬も終わり日に日に暖かくなってくると、米農家では田植えの準備が始まる。

まずは稲の苗代を作る前に予め種籾(たねもみ)を水に漬ける、ちょうどその頃に、花が咲き誇るところから"種漬花(たねつけばな)"と呼ばれる。

タネツケバナは日本古来の在来種で、稲と同様に比較的、水辺や湿った場所を好むが、これはその近縁のヨーロッパ原産の外来種で、より乾燥した"道"端のようなところに生えているので『道種漬花(みちたねつけばな)』。


背丈は20cm程度で、上向きにツンツンとした小枝を伸ばしたその先に花をつけたり、或いは種がつく。

この小さく白い花は、北国の早春の道端のあちらこちらで群れになって、たくさん咲いている。

花期は種籾を水に漬ける季節より1ヶ月ぐらい早いかも(3月頃)。


花言葉:情熱