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笑いの起こる勉強会…③

2016.11.15 07:10


はなおかIVFクリニック品川 花岡正智院長のお話 
『i-wish ママになりたい 不妊症と不育症』より


今後は写真を活用して理解を深めたい

■勉強会で、今後、力を入れていきたい点はありますか? 

 生殖医療は専門性の高い治療分野です。そのために、施設内も培養室という特殊な部屋や設備があり、診療においては色々なシーンがありますから、それら現場の写真をより多く見ていただきたいと思っています。 

 勉強会では、胚培養士からも話をしていますが、写真を活用して顕微授精の様子なども、今後は積極的に紹介していきたいですね。とくに培養室については、入っていただくことができませんから、せめて写真でお伝えできたらと思っています。 

 本来であれば、からだの中で起きていることを体外で起こすということがどういうことなのか、みなさまに理解していただけたらと思っています。


告知はHPと院内でまずは知っていただくことが大事

■勉強会について、どのように告知しているのですか?

  勉強会についてはクリニックのホームページと院内で告知しています。参加されるのは当院に通院されている方が多いですが、まだ病院に通われていない方でも、体外受精をお考えの方なら、どなたでもご参加いただけます。

  年齢が若い方であれば焦って参加することはありませんが、体外受精がどのようなものかを知るために参加されるのもよいかと思います。


「子どもがほしい」そう思ったらクリニックへ

■最後に患者さんへのメッセージをお願いします。 

  当院は、お子さんがほしい方のためのクリニックであって不妊症の方のためのクリニックではありません。 

 不妊治療施設でありながらこのような言い方をすると変に思われるかも知れませんが、不妊症であっても子どもが欲しいと望まなければ、それは普通の健康な人とかわりません。ですから、やはり『お子さんがほしい方のためのクリニック』なのです。 

 そのような理由からも、みなさまには、お子さんがほしいと思われたときに来ていただければと思います。 また、年齢を気にされる方もいらっしゃいますが、確かに妊娠と年齢は深く関係しています。でも、年齢のことをいっても始まりません。

  今回の勉強会ではタイムマシンの話をしておりますが、私たちは過去に戻ることはできません。だから「さあ、これからの未来の話をしよう!」。そして夫婦で今を考える機会となる勉強会。そこにある私たちクリニック。 

 子どもがほしいと思ったらぜひ、クリニックに足を運んでください。


笑いの起こる勉強会…①
笑いの起こる勉強会…②


はなおかIVFクリニック品川 花岡正智院長のお話 

2016年1月発行『i-wish ママになりたい 不妊症と不育症