Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

美鳥’s Midorish

プロジェクトパック13、4日目

2021.03.28 04:24

プロジェクトパック13

4日目の動画はモリーさんとマーサさん姉妹。

ゼンタングルでは描き始めと描き終わりに感謝の時間を持ちます。

深呼吸して、落ち着いて、いま自分の世界にある「ありがたい」ものに気持ちを向けます。

これから起こることを楽しみにしたり、今まで起きたことを振り返るのも楽しいです。そして「今ここ」に気持ちを留めて、美しいもの、ありがたいと感じられるものを見つけて、感謝する。このことは私たちの旅を助けてくれます。

と、動画の中でモリーさんがおっしゃいました。

白のスクエアタイルにストリングなしに、丸を並べてケイデントというタングルを描きます。Sカーブで丸を繋ぎます。

最初はきちんと整列した丸で整ったケイデントを書いて、次にクレージーなケイデントを。

一つづつの四角、または三角(クレージーを描き始めると三角が登場します)の中に同じ模様を繰り返して描きます。これはレティキュラとフラグメンツという描き方ですね。

いつもタイルを回して同じことを、同じように繰り返すので「次にどうするんだろう」と心配しないでただ無心にペンに集中できます。

描きながら最終的に全体がどうなるんだろうと考える必要はありません。

グレーズペンで、丸を塗りつぶします。スケッチ&ウオッシュの鉛筆で丸の周りにぐるぐるとグラファイトの粉を置く感じで描きます。

今回のプロジェクトパックの面白いアイデアの一つは「別のテクニックで別の効果のレイヤーを作る」こと。水を含ませた筆でグラファイトの粉を溶かしながら、伸ばします。わざと水を垂らして流して、はみ出した流れを作って。

意図しない構図 が、はみ出したグラファイトの流れでできます。

たっぷり水を使うので、乾かすのに時間がかかります。しばらく置いておきます。

完全に乾いたのを確かめて、モリーさんはペンではみ出した墨のエリアにひっかっかるような、絡まるような線を書き足されました。

画面の構図、変化に対応して、次々に新しい思いつきを加えていける。これは、全体の完成図をあらかじめ想定しないゼンタングルだからできることですね。

あちこちにラウンディング(インクが溜まったように見える小さな塗りつぶし)を足して。

新しいペン、マイクロパームは、ツルツルした表面にも描ける油性のペンです。これで先ほどグレーズペンで塗りつぶしてツルツルになっている丸の上に、ネジの頭みたいに直線を2本、入れられました。カーブばかりの中で、この直線は画面を引き締めてくれますね。

鉛筆の影を、コントラストが欲しいところに入れていきます。白チャコも使って、自分のイメージを形にしていきます。

出来上がったもの、この機会に感謝して、チョップ(自分のマーク)も入れて完成です。

描いている間に、モンスターの横顔のように見えてきて、すごく面白く描いたのですけど、このモンスター、私にしか見えてないかも、、、