【新たな演奏動画を配信!喜びの島 L'Isle joyeuse by Debussy】
ここ2、3日、本調子ではなかったのですが
また、調子が戻ってきました。
急にさむくなったこともありますが
スーパームーンの影響もあったのかなと。。
かなりエネルギーの高い満月だったように感じます。
こういうことに結構、敏感なタイプなのです。
さてさて
動画を新たに配信しました。
ぜひお聴き下さいませ
喜びの島 L'Isle joyeuse 1904年作曲
クロード・ドビュッシー作曲
Claude Debussy
1862~1918 フランスの作曲家
この曲は、
ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品 「シテール島への巡礼」から
インスピレーションを受けたとも言われる。
(ルーブル美術館でこの絵を観ることができる。)
愛の女神ヴィーナスの島 シテール島へ恋人達が
船出していくという情景が、
この曲にあふれる官能的な歓びと重なるのは確かだ。
3人目の恋人エンマとの愛の歓びをとても素直に
あらわしている。
最近では、あの「のだめカンタービレ」で
恋してルンルンなのだめちゃんがコンクールで演奏しましたね^^
装飾音、リズムの変化やヴィルトゥオーゾ的な技巧が要求される中
大胆な表現力と鮮やかな色彩感に満ち溢れ、聴き手を魅了する。
ドビュッシーは
長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれない
自由な和声法などとを用いて独自の作曲法を邁進、
その伝統から外れた音階と半音階の用い方から
19世紀後半から20世紀初頭にかけて
「印象派」と揶揄されても
先頭に立って新しいものに挑戦していった
最も影響力を持った作曲家の一人。
この喜びの島は、当時結婚していたリリーを棄てて
3人目の恋人エンマと駆け落ち旅行をしたときにかかれたもの。
エンマは、彼のレッスン生の保護者。
要はお互いに家庭があっての恋・・・
かなりドロドロです・・・
ここに至るまでのドビュッシーの度重なる浮気のショックで
1人目の恋人同様リリーもピストル自殺未遂を図ってしまう。。
リリーは豊かではない家計を支え
ドビュッシーに尽くしていたと言われているので、
たまったものではなかったでしょう・・・
この曲は、そんなドロドロなものもお構いなく
エンマといることが楽しい、嬉しい!!と表現している・・
少し呆れもしますが。。
いや、人生のパートナーにはしたくないタイプだなぁ。。
(写真はドビュッシーとエマちゃん)
3回目の結婚を果たし、
エンマとの間にもうけた
エマちゃんにはデレデレだったとか。
最終的には、このエンマとの行動で
友人、知人、親戚は呆れ果て疎遠に。。
援助も支援も遠のき、家計は困窮・・
そしてエンマとは破局。。
しかしエマちゃんへの愛情は生涯変わらぬものでした。