2016年11月 平山秀幸監督俳優ワークショップ開催のお知らせ
こんにちは、キャスティングプロデューサーの高柳です。昨年の9月から、宝来忠昭(ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「女くどき飯」他)、篠原哲雄(映画「月とキャベツ」「起終着駅ターミナル」他)、渡邊孝好(映画「居酒屋ゆうれい」ドラマ「荒地の恋」他)、奥田瑛二(映画「長い散歩」他)、金子修介(映画「デスノート」「スキャナー」他)監督たちと、平埜敬太(ドラマ「黒い報告書」他)プロデューサー・脚本家、私高柳亮博で、ワークショップを皮切りに、企画制作にリンクさせつつ、積極的に新たな才能との出会いを求めて展開してきました。
過去参加した俳優はただのスキルアップだけでなく、講師陣の制作作品への出演や、弊社のキャスティングボードにエントリーされ、講師陣以外へのキャスティングのチャンスも広がります。高柳の4月期連続ドラマ「昼のセント酒」にも、メインレギュラーから各回の出演まで多数キャスティング、また渡邊孝好監督新作ドラマへの出演、篠原哲雄プロデュース新人監督映画への出演など、続々と出演が続いています。現在、目下制作中の来年公開の連続ドラマにもワークショップ過去参加者たちの出演を続々と実現させております。
そして、この度…当ワークショップ初のご登壇となる、映画監督・平山秀幸監督による俳優ワークショップを開催したいと思います。
平山監督は、昨年ネパールで撮り上げた映画『エヴェレスト 神々の山嶺』が今年3月に全国劇場公開され、この10月には「呑むか 撮るか 平山秀幸映画屋(カツドウヤ)街道 映画屋人生40周年記念出版」も出版され、ますます意気盛んになっております。
迷いは無駄なんかじゃない、ひとからどう思われるのか、見られるのか、評価されるのか……迷って、迷って、みつかるものがある、いや魂の奥からわいてくる声がある。その声にじっと耳をすませてみよう、答えはきっと、自分でつくりだせるはず。
そんな不屈の魂とタフな胃袋をもって世界を切り開いてきた平山秀幸さんと一緒にセッション、カツドウ開始しませんか?
【講師陣】
平山秀幸(映画監督)
1950年福岡県北九州市出身。日本大学芸術学部放送学科卒業。長谷川和彦、寺山修司、加藤泰、伊丹十三、大森一樹、根岸吉太郎、ほか様々な監督の作品を助監督として支える。1990年『マリアの胃袋』で衝撃的な監督デビューを果たし、92年『ザ・中学教師』で日本映画監督協会新人賞を受賞。その後、監督した『学校の怪談』が大ヒットシリーズ映画となり、98年『愛を乞うひと』でモントリオール世界映画祭国際批評家連盟賞、日本アカデミー賞最優秀監督賞、毎日映画コンクール監督賞、キネマ旬報監督賞など、国内外で69の映画賞を受賞。アカデミー賞外国語映画賞日本代表。01年『ターン』で富川国際ファンタスティック映画祭最優秀監督賞受賞。02年『笑う蛙』で毎日映画コンクール監督賞、ヨコハマ映画祭最優秀監督賞受賞。『OUT』で日本アカデミー賞優秀監督賞、高崎映画祭最優秀監督賞受賞。アカデミー賞外国語映画賞日本代表。10年『必死剣鳥刺し』モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション正式出品。『信さん・炭坑町のセレナーデ』パリKINOTAYO映画祭観客賞・最優秀映像賞受賞。
【他の主な監督作品】
魔界転生(03年)/レディ・ジョーカー(04年)/しゃべれども しゃべれども(07年)/やじきた道中 てれすこ(07年)/信さん・炭坑町のセレナーデ(10年)/必死剣 鳥刺し(10年)/太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-(11年)/エヴェレスト 神々の山嶺(16年)
【主なテレビドラマ】
よい子と遊ぼう(94年) - 民放連連盟賞/薔薇の殺意~虚無への供物(97年)/対岸の彼女(06年)- 放送文化基金賞テレビドラマ番組賞、文化庁芸術祭優秀賞/ヒトリシズカ(12年)- 放送文化基金賞テレビドラマ番組賞
平埜敬太(プロデューサー・脚本家) 「黒い報告書」「谷グチ夫妻」ほか
1965年札幌市生まれ。大学在学中に脚本家・荒井晴彦氏と知り合い、氏の主宰する「映画芸術」誌のスタッフをへて、フリーの助監督として活動。01年からプロデューサーとして活動開始。脚本も手がけ、主なプロデュース作品には、ANB連続ドラマ『スカイハイ』、WOWOW連続ドラマ「配達されたい私たち」(出演;塚本高史、栗山千明、長谷川京子他)、UULA配信ドラマ「奇妙な恋の物語」(出演;夏菜、山本美月、佐藤江梨子他)などがある。主なワークショップ実績は↓↓
BSジャパン「黒い報告書」(主演;石黒賢)シリーズ
第一弾〜第三弾まで毎回、石黒賢をはじめとする35名前後のキャストのうち25名前後は、ワークショップ参加者がオーディションを突破して出演してきました。
「黒い報告書」HP→http://www.bs-j.co.jp/black_report/
NHK 「Eテレ・ジャッジ」~2015年4月番組初代チャンピオン「谷グチ夫妻」
5分×2本の短編ドラマ。全7名の出演者のうち4名がワークショップ参加者。(出演:岡田義徳、遠藤久美子、林健太、丹野未結、有馬理恵、宮島岳史、佐藤ニコ)
高柳亮博(キャスティングプロデューサー) 所属:ルースプロモーション、コネルト他
主催のルースプロモーションは平成21年7月設立。渋谷区代々木に本社を構え、CMや広告キャスティングにとどまらず、代理店、企画、制作、プロモーションまでトートルプロデュース。自身は、俳優業を経て、現在はドラマや映画などを中心にマネジメント、キャスティング、プロデューサー業などを務める。
主なワークショップ実績は↓↓
2016年4月期 テレビ東京ドラマ24・Amazonプライムビデオ『昼のセント酒』(監督:Yuki Saito、井川尊史/主演:戸次重幸)
全12話においてほぼ毎回の、計14名、ワークショップ参加者が出演いただきました。
「昼のセント酒」HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/sentozake/ ※Amazonプライムビデオでオンデマンド配信中
【募集概要】
募集定員:15名前後〜最大20名程度(定員になり次第、締切ります)
対象:20歳~の俳優を職業とする者(場合により10代も可能) ※事務所所属の有無問わず
受講料:3万円(原則・前金制、書籍代込)
※休んだ場合でもご返金はできません。
※支払方法に関しては、開催終了日までの支払い延期等、ご相談にのります。
課題&テキスト:WSオリジナル脚本を使用。適時、配布していきます。
※今回講師の平山秀幸監督・著「呑むか 撮るか 平山秀幸映画屋(カツドウヤ)街道」を初日に参加者に配布いたします。平山監督の回2日間は、色々なお話をうかがい、参加者との話もふくめて、演技の実践に入っていきます。平山監督の著作、書籍代は受講料(3万円)に含まれます。
【開催日時】全4回
①11月28日(月)
講師:平埜敬太 〜ガイダンス、「個性」発明・発見にむけて~
ガイダンス。「言葉の力とは? 言葉の力を掘り起こす。演技のルール共通言語を共有」キャスティング・オーディションのポイント。セルフプロデュースの感覚をみにつける。
②11月29日(火)
講師:平埜敬太 〜演技の共通言語確認。「話す、聞く、訊く」の演技~
「演技の根本のやりとり」とは?対話〜台詞を話す、聞く、訊く。脚本詳細の読み込み。脚本読みとは?役つくりとは?なにが描かれているのか、正確に読む。脚本の構造、人物像、関係をさぐる。
③11月30日(水)
講師:平山秀幸、平埜敬太 〜監督の話。脚本解読。感情と思いの違いを読み取る~
脚本詳細読み込み続き。感情と思いの違いに注意しながら、演技をいかに組み立てていくのか?ベースになる感情、思いの起承転結、演技・動きの骨格つくり・段取りを、台詞・動きのポイントを探りながら組み立てていく。俳優が役の人物の中に降りていって、思いがけない「見知らぬ自分」に出会えるのか?いくつかの場面を、組み分けし演技をしていく。
④12月1日(木)
講師:平山秀幸、平埜敬太 〜演技の段取りと膨らませ。動きと「思い」の表現、その人の「個性」を表現する~
最終演技。「演技の組み立て骨格つくり・段取り、ポイントの台詞、動きのポイント、その理由を確認する」感情の起承転結、中心の感情、源泉の感情をさぐる。「脚本をどうやって、じぶんの個性とからめながら、芝居の肉付け、膨らませていくのか?『思えば、でる』とは、どうしたら、なにがでるのか?」
時間帯:①②13:00~21:00 ③④10:00~18:00 ※休憩含む
※場合により、参加者数が多いときや、進行次第で開始時間を早めて午前中より開始します。
場所:スタジオACE(Bスタジオ) 東京都大田区大森北5-8-11 三栄ビル2階 http://keikoba.p-d-ace.com/
【申込み】
お申し込みはメールにて承ります。
担当:高柳 takayanagi@luz-pro.net
※その際にご自分のプロフィール(写真と経歴・芸歴・志望動機)を一緒にお送りください。
※プロフィールのない方は、簡単な経歴とお写真でも結構ですので必ず添付をお願いします。追って担当者からご連絡をさせていただきます。
【主催】
株式会社LUZ PROMOTION(ルースプロモーション) http://www.luz-pro.net/
〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-43-5 ジュネス代々木402
電話)080-3390-3216 代表)03-6300-9112
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