ここは外国
子供達を迎えに駅まで歩いていたら
向こうからオーランド・ブルームばりのイケメン ファランがやってきた。
そして
「Can you speak English?」とたずねられる。
「うーん、イマイチだけど なぁに?」
という雰囲気を醸し出す私。
あくまで雰囲気 笑
「BTS?」とお兄さん。
「あー、BTS。あっち。」
もちろん日本語と指差しで。
無駄な笑顔もプラスして。
「Thank you!」とお兄さん
スタコラサッサと長い足で行ってしまった。
同じ方向なんだけど、もう彼の姿は見えない。残念だ。
そして私は短い足で歩きながら考える。
「I can speak English.」と
即座に自慢できる
(自慢しなくてもいい)
スキルさえあれば
あのお兄さんとあんな話やこんな話ができたのにと…
英作文を妄想しながら歩いていた。
すると、
いつもの屋台の方から声が聞こえる。
「マダーム!パイティアオ マイカ?」
(おくさーん、遊びに行くの〜?)
お!
お姉さん、お店の片付けしながら私に話しかけてくれてるのね♪
ぱい てぃあお …
タイ語の教室で習ったぞ。「遊びに行く」だ!
いやしかし、私、遊びに行くんじゃない。
息子を迎えに行くんだ。
「ノー。(←英語やし)
ルークシャイ。(←息子)
ぱぱぱ
ぱいらっぷ カー!」
ひどい どもりようで
ひどい 日本語タイ語 笑。
あまり最後の「ぷ」は聞こえるように発音してはいけないのに
頭が英作文を考えてたもんだから
突然のタイ語に
反応しきれず。
「◯ランラップ」並みの「ぷ」を発音してしまった。
やっと、マーラッp(迎えに来る)とパイラッp(迎えに行く)を間違わずに言えるようになったのにねぇ…
油断してはいけませんな。
ところどころに
ミッションが待ち構えてる…
ここは外国なり。
今日の夕焼け。
夕焼けは 好きなんだな。