えー!?認知症だったの?・・と驚いた日
神経内科の担当医師が変わるから、とソーシャルワーカーに呼び出された金曜日の朝のこと。
予定通りに病院に行くとその新しい神経内科医だけではなく、
当然のように主治医と理学療法士と看護士長とソーシャルワーカー、総勢5人に囲まれて
父親の今後の話をされました。
詳しく書くような話でもないんですが、一番驚いたのは、
『認知が進んでいます』
という理学療法士の言葉でした。
いや、マジで?うそでしょ、認知が進んでいます、って認知症なの?ウチの親父。
いや、それってすごい衝撃なんだけど。全然気がつかなかったんだけど。
そりゃあ、ちょっとボーッとしている時はあったけど、受け答えも普通だったし、
お金のことも、家族のこともわかっていたし、自分の状況もわかっていたから、
認知症になっているとか、あ、まあ、メインの病気の性質上、そのうちなると思っていたけど、
すでになっているとは驚きだ。
父の預け先の施設を、ボケてないからって、特別養護老人ホーム的な施設じゃなくて
療養型病院に拘ってたのに。「認知」できないから「認知症」ってことらしい。
あたりまえなんだけど。
ボケ=認知症って思っているじゃないですか?
それはそうなんですが、認知できなくなる、ということらしいので、
たとえばこちらの言うことをきかない、
リスクに対する認識が弱いのでリスク対応力がなくなる、とかそういうことが該当するのだ。
お父さんの場合、食事をするのが早い。
もっとゆっくり食べなさい、と何度言ってもその場では「わかった」というくせに、できない。
それが高じて誤嚥性肺炎になって、もう普通のご飯が食べられない。
そういうことって認知症の症状だと聞いて、なんだか吹っ切れた。
みんなではないけれど、多くの人は、静かに、そして気づかぬうちに、
壊れていってるんだと知った。
「壊れる」という言い方は決して正しくないけれど、身近な人がそんな風になるのを見ると、
最初はそんな言葉で表現したくなってしまうと思う。
ショックを受けた一日だった。