映画『テスラ エジソンが恐れた天才』鑑賞。(2020)イーサン・ホーク主演。
午前中にマンションの下にあるプライベートカフェで、対面セッションをしていました。そこには、ファッション誌、ビジネス誌など、ラグジュアリー系の雑誌を読めるようになっていて、「イーサン・ホーク」の表紙の雑誌が、Coolで目を引きました。男性のクライアントさんで、今度RITZ予約しようかな~と言う話にもなっていたので、「イーサン・ホークの髪型いいんじゃない?」なんて話になりました。それで、今ちょうどイーサンの映画が上映中と言うことも知り、2時間後、有楽町のヒューマントラストシネマ、足を延ばせるセンターの席に座っていました。
映画の中に、エジソンも出てきました。というのも、テスラは、エジソンの会社に入社したからです。しかし対立をしてしまい、半年で退社。テスラは独立したのです。ちなみにエジソンって、ビジネスパーソンだったのですね。テスラのほうが研究者タイプで、エジソンよりも天才ではないかと感じました。エジソンは数を試して、成功するタイプですが、テスラは、直感的なところから理論に落とし込んでいくタイプ。今から100年も前の人ですが、世界中が瞬時に電波でつながることをすでに頭の中に描いていたような人なのです。
映画の中でメモに取っておきたい名言が色々と出てきましたが、記憶にとどめておくことが不可能でしたので、改めてネットで調べたそんなかんじだったものを掲載しておきます。
- 直観は知識を超越する。われわれの脳の中にある素晴らしい組織に比べれば論理や計画的な努力は取るに足らないものになってしまう。
- 発明の究極の目的は、自然を人類の必要に役立てながら、物質世界を超える、精神の完全なる支配を得ることである
- あなたの憎しみを電気に変換してしまいなさい。そうすれば世界全体が明るくなる。
- 多くの人が、外の世界の期待につかり、自分の中で起こっていることを完全に忘れている
ちなみに、
エジソン「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」
テスラ「天才とは、99%の努力を無にする、1%のひらめきのことである。」
映画の構成が、面白いところがいくつもありました。この映画を観てない人に説明しても、きっとわかってもらえないと思うので、割愛したいと思います。(笑)
自分に置き換えて、いろいろと考えたいことも出てきた映画となりました。そうなるように、イーサン・ホークも監督も、普通の伝記映画とは違う演出で作ったというのだから、その意図は、私に届いたということだと思います。あとからじわじわと来ています。
追伸:テスラについて。