自己責任と言うために。
子どもの結果に対して
自己責任であるというためには、
相応の気持ちや情報を
伝えてゆくのは必要なこと。
今回、6年の一部の子たちは
本当授業の復習ができておらず
たった数日前の問題も、
授業日までに一度も
復習していない様子でした。
それでもついてこられるように
授業自体は組み立てます、
それは最低限の私の義務です。
他人の責任にしないこと、
というのは、ひいては指導者自身も
責任を引き受けることを意味します。
互いに責任を負うからこそ、
指導というのは意味を持ちます。
私はそういう指導ができる
人になりたいと思ってきました。
反復学習の大切さ、
毎日机に向かう大切さ、
それは、もはや大切という域を超えて
常識となるべきこと。
授業ラストに伝えました。
「今は基礎力が足りていなくて
解く時に迷いや不安を
感じる問題が多くあると
思います。しっくりくるまで、
いつその問題を解いても
答えのイメージまでが持てるまで。
何度も何度も解いてみてください。
そして分からないことがあれば
何度だって質問して下さい。
熱心な人を拒みはしませんし、
馬鹿にもしません。
何度も何度も解ける問題を解くことについて
今はそれがどう言う意味を持つか
わからないかもしれませんが、
信じてやり続けてみたら、
何度も磨いた刃が強力な武器になります。
そう信じて、退屈な演習だと
思うかもしれませんが、
何度も反復しましょう。」
不器用な子、言われたことしかしない子、
学んだ通りに解かずに自己流を
押し通そうとする子、
解けなかった問題をさらっと流す子、
伸びない原因はそれぞれにありますが、
段々と6年生になるという自覚とともに
良い方向に修正されつつあります。
もしかしたらこの学年は
かなり面白い方向に成長するかもと
期待しながら向き合っています。
明後日、また新しい君達を
私に見せてください。
一緒にワクワクする時間を
過ごしましょう。