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ogawa fumio HP

やっぱりキャラがある

2021.03.31 21:15

アウディは「技術による前進」を企業スローガンに掲げている。先日乗ったアウディRS6アバントは、パワフルなガソリンエンジン搭載のステーションワゴン。

電動化が進む時代にアナクロっぽい、というイメージもあるけれど、一方でe-tron やまもなく正式発表されるQ4 e-tron といったピュアEVを作っている。この幅の広さが、なかなかのものだ。

アウディのモータースポーツ部門が開発を手がけるだけあり、RS6はすばらしく速い。すばらしいというのは、はやいだけでなく、ハンドルを動かしたときのボディの動きなど、スポーツカーのように楽しませてくれるのだ。

先日、アウディではこれからこの企業が向かう先、いわゆるロードマップについてオンラインでの発表会を開催した。

電動化を強く推進していうという内容だった。そのなかで、みんなが好きなRSはどうするのか、という質問がジャーナリストから寄せられた(チャット形式で書き込むようになっている)。

アウディの開発部門のトップは、それについて、継続して作る、と答えた。私はその答えが好きだった。ただし、新規開発はせず、いまあるものを磨いていくとのこと。

磨いていく、とは、パワーは維持しながら、燃費を中心に効率を上げていくことを意味しているそうだ。あんまりきれいごとに終始せず、クルマ好きを置き去りにしないというアウディの回答、よかった。