「第二の家」のファミリー証はなんのためにあるのか
当塾には「ファミリー証」なるものが存在します。上記のフォーマットですね。開塾以来ずっと同じ形で運用しています。
基本的には入塾の際に書いてもらうんですね。これとは別に保護者の方用があり、セットでお手続きの際にお渡しして、初回授業の際にお持ちいただくことが多いです。
ある程度個人のことを知りたいというのが実施している大きな理由ですが、それ以外にもいくつか意味があります。今日はそこんとこ詳しく書いていきたいと思います。
その意味とは、まとめれば「覚悟」「約束」「確認」です。一つずついきましょう。
覚悟
塾に入るということは環境が変わるということを意味します。もちろん使う時間も生活リズムも大きく変わります。時には好きなことよりも勉強を優先せねばならない時があるでしょう。
でも、だからと言って嫌々やるなら僕は無理して塾へ行く必要はないと思っています。塾って贅沢品ですよね。通うなら自分の意思で通ってほしい。
そんな自分の意思を確認するためのツールとして、このファミリー証を使っています。もちろんこれだけでその気持ちが測れるわけではないですが、「書く」って結構自分の心に響くんですよね。
塾に通う目的を自分自身の言葉で記して、覚悟を持って入塾してきてくれればと思います。いや、そんなかたっ苦しい感じじゃなくてね。成長したいという気持ちを持ってきてくれれば。
約束
ファミリー証の最後には「教室との約束欄」があります。
ここも「チェックしたから必ず守れる」なんて風には思っていないですが、心の隙間にそっと約束事が入り込んでくれることを期待して書いております。
家訓にも約束を守ることとありますしね。
確認
最後は確認です。
入塾してしばらく経って、自分が書いたこのシートをまた見ることがあります(基本的にずっと生徒ファイルに入っています)。そこで「あ、こんなこと書いてたなぁ」と振り返ることがあるんです。
まさに初心ですからね。それが心の力の高まりに少しでも繋がればと考えています。人間何からパワーもらうかわからないからね。過去の自分から貰えたら、それって素敵なことですよね。
そんなこんながファミリー証を使っている理由でした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
自分の備忘録としても。