Minimal Corps EP
Fired UP RECORDS「Minimal Corps EP」のマスタリングを担当させていただきました。
A1 Soichi & Kensuke Fukushima - Atlantis Feat. Kanoa
A2 Takashi Watanabe - Daiyame
B1 Yuuki Hori - Oblivion
B2 Ushishi - Existence
限定100枚!日本人アーティストによるミニマル・ハウス・コンピレーション!福岡を拠点に活動するFired UP RECORDS、6年ぶりのリリース。今回は一気にミニマルにシフトし、国内のミニマルアーティスト4人によるEP。収録された4トラックは、乾いたスネアが特徴的なリズムトラックにピアノのフレーズとKanoaポエトリーリーディングが乗ったA1.Atlantis feat. Kanoa、ストレートなリズムトラックに徐々にシンセが入ってグルーヴ感が高まっていくA2.DAIYAME、アブストラクトなシンセの揺れるシーケンスにダークなパッドとスタッブがミニマルなトラックに重なってくるB1.Oblivion、ランダムに飛び交うグリッチ音とSEが、浮かんでは消えていきシンプルなシーケンスと絡み合うB2.Existence、と多彩なミニマルハウスが集結した内容となっている。マスタリングは国内の様々なクラブミュージックのマスタリングを行っているOnibabako氏が担当している。プレスは東洋化成で限定100枚のリリースとなっている。
Soichi
987年生まれ、兵庫県在住、神戸troopcafeを活動拠点とするDJ。
10代からSkateboard、BMXなどを通しストリートで遊ぶ醍醐味の虜となり、そこに自然と流れるクラブミュージックカルチャーに影響を受けクラブに通うとともにDJのキャリアをスタートさせる。
ミニマルでダンサブルなサウンドを基調とし一夜の流れを意識した安定感もありながら、時にエモーショナルなサウンドや少しの意外性を落とし込む飽きのこないplayを得意とする。
近年はRhadoo、Evan Baggs、Nicolas Lutz、Margaret Dygas、Vera、Julietta、Daniel Bell、Dorian Paic、S.Moreira、dj masda、Aoki takamasa、Akiko Kiyamaなど国内外からさまざまなリアルDJ、Live Actと言えるアーティストを招いてtroopcafeで最も永きに渡り開催されるhouse & techno party『Bush』のレジデントDJを勤めるまでに成長した。
ルーマニアン・ミニマルシーンの礎を築き上げた[a:rpia:r]の中心人物Rhadooと2016年2月にtroopcafeで共演した際にDJ playを絶賛されスペインはIbizaで夏の間毎週木曜にRhadooと錚々たる盟友一名だけで開催されているレギュラーparty『Rhadoo & Friends @ Ibiza Underground Club』でplayする事を許され、2016、2017、2019年とこれまでに3度出演している。
この恒例のIbizaに加え2019年にはBerlinの有名クラブClub Der VisionaereでPlayしたのを皮切りにMacedonia、韓国、Romaniaを含め5カ国でのDJを経験し彼のDJはまたされに洗練され続けている。
また楽曲制作においては全く同じ日に生まれた同い年DJのKensuke Fukushimaと共作した楽曲がいくつかリリースされている。
Takashi Watanabe
鹿児島県在住。96年よりDJを開始。福岡を拠点に各地でプレイ。 その後、岡山、福岡、滋賀など拠点を移し現在は鹿児島にて制作を行う。
Techno, Tech House, Deep Tech, Minimal中心に制作を重ね、 ドイツの配信サイトWhatpeopleplayのミニマルチャートで1位獲得など海外からの評価も高い。
オーストラリアのレーベル Hypnotic Room Recordings のA&Rを務め、Takashi Watanabe名義とDJ Warp名義で数多くのリリースを行う。
Mijk van DijkやGayle San,DJ Wada, Toby, Satoshi Fumiなど多くのトップアーティストのリミックスを手掛ける九州男児!
Dommuneにも出演し多くの視聴者から絶賛のコメントを浴びた。DJ Warp名義で各地でDJを行い、Elektrax recordings やBass Works Recordingsからもリリース。海外での出演を果たし日本から世界にテクノを発信するDJとして注目を集める。
Yuuki Hori
YMOとクラフトワークに衝撃を受けて楽曲制作を開始。自身主催の「LOST」で精力的にDJを行い、制作面では国内外のレーベルから数多くのデジタル配信と9枚のアナログレコードをリリースしている。
過去にはCio D'OrやDanny Tenaglia、Davide Squillaceらのサポートを受けドイツのwhatpeopleplayやbeatportで1位を獲得した。今後もテクノやミニマルハウスを軸としてElektrax MusicやHypnotic Roomから数多くのリリースが控えている。
Ushishi
1996年にDJ開始。グルーブ感のあるDJプレイを身上とし、自身のオーガナイズするパーティーを中心に活動する。
2000年頃からトラック制作を開始。トランス、ハードハウス等のアッパーなトラックを地道に制作を続けていたが、 2013年にルーマニアンミニマルに影響を受け突如ミニマルの制作を始める。
そしてトラック制作を開始してから早15年、ようやく2015年にHypnotic Room JapanのコンピレーションFukuokan Minimal Houseに参加し初リリース。 以降同コンピにちょくちょく参加しつつ、ディープかつグルービーなミニマルハウスを制作。
最近はトランス、テクノ、ミニマルとディープなサウンドからアッパーなサウンドまで幅広く制作を続けている。
またFired UP RECORDSとFired UP STUDIOを主宰しており、レーベルだけにとどまらず、制作全体をサポートできる体制を整えている。