バイリンガルキッズダンス レポートVol1
10月22日にスタートした第1期バイリンガルダンスレッスンがもうすぐゴールを迎えようとしています。
19日に行われるリサイタルまであと少し…
ゴールに向かって汗と笑顔と共に自分自身と戦っている子供たち。大きなゴールを迎えるにあたって、これまでの子供たちのストーリーをぜひ皆さんにも感じてほしいと思います!!
上手くできなくても、真剣な顔と笑い声でいっぱいの小さなキッズのクラス
挑戦することの素晴らしさ、ひたむきさに感動。
小さい子供たちが挑戦しているのは、HipHopの動きを基にしたリズムダンストレーニング。3歳から7歳の子供たちがチャレンジしています。 この子たちはきっと、訳も分からずママやパパに連れてこられて始まったレッスンです。
まだまだ身体機能が発達途中の子供たち。最初はリズムにも全然あってなく、足のクロスもできなく…Tsun先生、Sally先生の見よう見まねで、ピョンピョン飛んでいる姿が、ただただかわいかったのを覚えています。
上手にできなくても、真剣な顔と笑い声があふれていた会場です!
最初はよくわからず始めた子供たちも、2回、3回と回数を重ねるごとにレッスンに来る意味が分かっていくようになりました。
床にひかれた線を見ると、飛ばずにはいられない!!かっこつけずにはいられない!!
小さな子供たちでも、今日はこれをやってやる!!という気持ちが毎回心に響いています。
決して完ぺきではないジャンプやステップ。でも、やろう!!とする気持ちを持てるようになったことが、何よりかっこいいんです!!
英語での言葉にもどんどん体で反応している子供たち。言葉を越えて、リズムとステップをがむしゃらに体で感じている姿が、とても微笑ましくて感動を与えてくれます。
リサイタルではいつもと違う雰囲気に戸惑ってしまうかもしれません…でも、決して完璧に披露することがゴールじゃない。笑顔でリズムを楽しむ姿を、心の底から応援したいと思います!!
チャレンジするかっこよくてかわいい姿、温かく見守っていてくださいね!!
日本の歌でアメリカ人がダンスを踊る未来。
それはバイリンガルが生み出したかけがえのない瞬間。
日本人の一流インストラクターによるHIPHOPクラスには、7歳以上の子供たちがチャレンジしています。先生はTsun先生とSally先生です。 このクラスにたくさん参加しているアメリカ人の子供たち。
彼らが練習しているのは、日本のJ-pop, EXILEの「Cho Chon Train」です。 普段ジャズやバレエを踊っている子供たちが、日本のHIPHOPをどう踊るのか、彼らの練習する姿にいつも見入ってしまいます!!
日本に来なければ、「ChoCho Train」を聴くことも、踊ることもきっとなかった…。そう思うと、彼らが日本に来て、バイリンガルダンスレッスンに参加して、日本の歌に合わせて踊っていることが、すごくすごくかけがえのない光景なんだ…と改めて感動させられます。
日本語で行われるレッスンに、しっかり耳を傾け、先生のステップやふりを見ながらどんどんダンスという形になっていく。ダンスには言葉の壁なんて、少しもないんです。教えたい!という先生の熱い気持ちと、踊りたい!という子供たちの熱心な気持ちが一緒になって1つのものができていくストーリーは、本当に感動的です!!
何より、”バイリンガル”ということが、新しい世界を作った。できなかったことをなし得た。その挑戦が、一番輝いています。
リサイタルでは、みんなの心がChoChiTrainで一つになっている姿を、多くの人に見てもらいたいです!!
一つ一つの動きがArtなJazz&Contemporaryクラス
Gabriel先生による、本格的なJazz&Contemporaryダンスにも、たくさんのアメリカ人の子供たちがチャレンジしています。
おしゃれな洋楽にあわせて行われる準備体操は、つい一緒にやりたくなるくらい気持ちを盛り上げてくれます。この準備体操で、子供たちの気持ちが瞬時に一つになるから不思議です。
音楽がどれだけその空間と気持ちをワクワクさせてくれるのか、音楽のパワーを感じることができます! Gabriel先生が創るダンスは、とても芸術的です。一つ一つの動きに、指先から足先まで集中させて覚えていく子供たち。
難しい動きでも、上手にできなくても、自分はやるんだ!!という強い意志が感じられる練習は、とても迫力があります!
また、一人一人の動きがチームとしての形を作っているのもこのダンスの大きな魅力です。 上手にできる子がほかの子に教えてあげたり、完璧じゃなくても少しでもできるようになればたくさんほめてあげたり…ダンスを通して、チームワークの素晴らしさや自信を持つことの大切さを教えてくれる、ダンスの先にある貴重な成長をたくさん見せてもらいました!
リサイタルでは、年下の子どもたちと年上の子どもたちがどう刺激しあって一つの世界を表現してくれるのか、皆さんにも見て、感じてもらいたいです!!
真剣なぶつかり合い
熱い先生たち~ Tsun先生、Sally先生、Gabriel先生によるバイリンガルダンスレッスン。 練習を重ねるごとに、子供たちと一緒に熱い気持ちになっていく先生たちもとても魅力的です!! 教えるほうも真剣そのもの。どう教えれば子供たちがもっと伸びるのか、明るく楽しく、時には厳しい声で教える姿に、吸い込まれそうになります。
ダンスの先生だけど、ただダンスを教えているだけではない…ダンスを通してみんなが何を学べるのか、深く深く考えて教えてくれています。 日本語も英語も関係ない…先生たちの熱い気持ちが子供たちを動かしている姿を、皆さんにも感じてほしいと思います!!
19日(土)に第1期のゴールとして行われるリサイタル。 みんな前では緊張してしまうかもしれません。でも、これまでの熱い練習を乗り越えてきた子供たちなら、リサイタルでも緊張の壁をこえて最高な時間を皆さんに見せてくれるはずです!!
19日(土)13:15から、リドレ前で行います!!(雨天の場合は歯科大体育館です。)
子供たちと先生が一緒に作り上げてきたものを、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
言葉の壁、練習の壁、緊張の壁の先に見られるものはとても貴重なはず…皆さんでその瞬間を見届けましょう!!!