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美鳥’s Midorish

プロジェクトパック6日目

2021.04.01 06:10

6日目、マリアさんの描画で、ムーカ→スプリンクル→バンゾーのトランジション。

グレーのファイタイルを使います。

別紙にスケッチ&ウオッシュ鉛筆を擦り付けて、水を加えてグラファイトを溶かします。紙が水分を吸ってしまいますので、牛乳パックの中面がおすすめ。適度にグラファイトが乗る上、耐水性で水分を吸い込まないです。

できた薄墨でタイルに波線を描き、オーラします。薄墨の濃さが違うことで画面に深みが出ます。 

同じにならないでも気にしないで描いてね。とマリアさん。筆でディーバダンスかスタティックを描くつもりで。背景のテクスチャーになります。

半分は別方向にオーラしていくと面白さが生まれます。

ただの白い(灰色の)紙じゃなく、なんとなく木目のような模様が見える感じ。


黒ピグマでムーカを。茎をそれぞれが共有してるように、頭をくっつけて描いたら茎の線を1本書き足す形でできていきます。手前に見せたい、別方向に伸びるのが欲しい場合は、考えて先に書いておきます。

並んでいるけれど。気まぐれに覗いてるのやはみ出したの、覗いてるの、いろんなのがある方が動きが生まれて楽しいです。

タングルには自然からインスパイアされて出来たものがたくさんあります。自然に伸び流感じを大切に。


同じDNAを持つタングル同士を、変化transitionに使います。今回はスプリンクル。ムーカの頭に6を描き入れて、帽子をかぶせ、アイスクリームの2段重ね、3段重ねみたいに描くとできます。いくつかのムーカをこうして、段階的に変化させ、さらに帽子に黒塗りのところを加えて、バンゾーに変化させます。


上の方からバンゾーが雲のようにムクムク入ってきます。黒を背景に入れることで、全体が同じ味わいを持ちます。カッコ良いですね。

リックさんが、動画はアイデアの種です。自分の速さで、自分の方法で育ててくださいね。と。

鉛筆、ハイライトを入れます。描写的な陰影が、背景の薄墨と共振している、とリックさん。

私は背景の鉛筆にガッシュの金をほんのり混ぜました。

白のジェリーロールの線を最後に足して、流れを作りました。